4.3.5 操作ログ取得の前提条件
操作ログを取得するには、操作ログを取得したいコンピュータにエージェントが導入されている必要があります。
操作ログは、種類ごとに取得のための前提条件が異なります。操作ログの種類ごとの前提条件を次の表に示します。
取得する操作ログの種類 |
前提条件 |
|
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コンピュータの操作 |
コンピュータの起動および停止 |
− |
OSへのログオンおよびログオフ |
||
プログラムの起動および終了 |
操作ログを取得するプログラムは、ファイル名とフォルダ名を合わせた文字列の長さが260文字未満になっている必要があります。 |
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ファイルおよびフォルダの操作 |
コンピュータ内のファイルおよびフォルダの操作 |
− |
Web上へのアップロードおよびダウンロード |
操作ログの取得対象となるWebブラウザを次に示します。
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|
メールの送受信 |
操作ログの取得対象となるメーラーを次に示します。
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|
メールに添付されているファイルの保存 |
||
ファイル送受信 |
操作ログの取得対象となるWebブラウザを次に示します。
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|
印刷操作 |
各プリンタのプロパティで、すべてのログオンユーザーに[印刷]と[ドキュメントの管理]が許可されている※2 |
|
Webアクセス |
|
|
デバイスの接続および切断 |
− |
|
ウィンドウ操作 |
− |
(凡例)−:特になし
注※1 デスクトップ用Internet Explorerの場合、かつ拡張保護モードを無効にしている場合にだけ、Webアップロード、Webダウンロード、ファイル受信およびWebアクセスの操作ログを取得できます。
注※2 ネットワーク共有プリンタの場合、以下の前提条件が追加されます。
-
サポートするエージェントとプリントサーバの組み合わせを以下に示します。
エージェント
プリントサーバ
印刷操作ログの取得
Windows 7以降
Windows XP/2003
×
Windows 7以降
Windows Vista以降
○
任意
上記以外
×
(凡例)○:使用できる ×:使用できない
-
プリントサーバとエージェントPC間でRPCによる通信ができる必要があります。RPC通信ができない場合は以下が考えられます。
-
プリントサーバがInternet Printing Protocol(IPP)サーバである
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プリントサーバとエージェントPCの間にファイアウォール、プロキシまたはNATがある
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エージェントPCのWindowsファイアウォールが有効で、かつ[ファイルとプリンターの共有]が[例外]に設定されていない
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-
エージェントPCで[Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンター共有]が有効である必要があります。
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プリントサーバからエージェントPCの名前を解決できる必要があります。
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エージェントPCがWindows 7以降の場合、エージェントPCとプリントサーバが同一のドメインに参加している、または、エージェントPCの資格認証マネージャにプリントサーバの資格情報が登録されている必要があります。資格情報を追加した場合はエージェントPCを再起動する必要があります。
- 重要
-
UNIXエージェントおよびMacエージェントは操作ログ取得の対象外です。