2.16 レポートの表示
JP1/IT Desktop Management 2では、管理している情報を目的別に集計できるレポート機能を提供しています。管理者は、必要に応じてレポートを参照し各種作業の起点として利用したり、印刷して状況報告に利用したりできます。
レポートには、次に示す5種類のカテゴリがあります。
-
ダイジェストレポート
管理している情報全体の概況をグラフや一覧で確認できます。現在の状況と今後の予定を確認して、今後の作業計画を立てるために利用できます。
-
セキュリティ診断レポート
セキュリティに関する総合評価、およびカテゴリ別の評価をグラフで確認できます。一覧には、グループ単位の評価レベルと評価ポイントも表示されるので、グループ単位のセキュリティ状況を確認できます。セキュリティの概況を報告する際に利用できます。
-
セキュリティ詳細レポート
セキュリティ状況の詳細をグラフや一覧で確認できます。問題のあるコンピュータを特定したり、問題点の詳細を確認したりできるため、セキュリティ対策の起点として利用できます。
-
機器詳細レポート
管理対象の機器の台数、各コンピュータの省電力の設定状況などを確認できます。特定部署内の台数の内訳やグリーンITへの取り組み状況を把握するために利用できます。
-
資産詳細レポート
管理対象のハードウェア資産の台数の推移、契約費用の推移、ソフトウェアライセンスの状況を確認できます。資産の数や費用の傾向を把握したり、ソフトウェアライセンスの利用状況を把握するために利用できます。