2.13.10 配布機能での電源制御(ITDM互換配布)
パッケージ配布タスクの設定で、配布先のコンピュータの自動起動を有効にすると、配布先のコンピュータの電源がOFFの場合でも、電源をONにしてパッケージを配布できます。これによって、利用者がいない夜間などでもパッケージを配布できます。
配布時に、配布先のコンピュータの電源をONにするには、タスクの作成時に[対象のコンピュータが稼働していない場合に起動する]をチェックしてください。
- ヒント
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タスクの作成時に[タスク実行後、自動起動したコンピュータだけをシャットダウンする]を選択した場合、タスクを実行する時刻からコンピュータの電源をONにする時刻までの差が1時間以内のときは、ダイアログが出るので、配布完了後にコンピュータの電源を自動的にOFFにできます。
- 重要
-
配布先のコンピュータの電源を制御するためには、AMTまたはWake on LANに対応している必要があります。
- 重要
-
すでに配布先のコンピュータの電源がONになっている場合に、[対象のコンピュータが稼働していない場合に起動する]をチェックすると、パッケージ配布後にシャットダウンまたは再起動を予告するダイアログが配布先のコンピュータの画面に表示されます。
[対象のコンピュータが稼働していない場合に起動する]のチェックの有無 |
配布後コンピュータの再起動の要否 |
コンピュータの起動 |
コンピュータの起動とタスク実行のタイミング |
コンピュータの動作※ |
---|---|---|---|---|
あり([タスク実行後、自動起動したコンピュータだけをシャットダウンする]を選択) |
不要 |
すでにコンピュータが起動されている |
− |
パッケージをダウンロードする |
利用者がコンピュータを起動する |
タスクの実行よりもコンピュータの起動が先 |
パッケージをダウンロード後、シャットダウンを予告するダイアログが表示される |
||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間以内 |
||||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間を超過 |
パッケージをダウンロードする |
|||
タスク実行時にコンピュータが自動起動される |
タスクの実行よりもコンピュータの起動が先 |
パッケージをダウンロード後、シャットダウンを予告するダイアログが表示される |
||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間以内 |
||||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間を超過 |
パッケージをダウンロードする |
|||
利用者がコンピュータを再起動する |
タスクの実行よりもコンピュータの起動が先 |
パッケージをダウンロード後、シャットダウンを予告するダイアログが表示される |
||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間以内 |
||||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間を超過 |
パッケージをダウンロードする |
|||
必要 |
すでにコンピュータが起動されている |
− |
パッケージをダウンロード後、再起動を予告するダイアログが表示される |
|
利用者がコンピュータを起動する |
タスクの実行よりもコンピュータの起動が先 |
パッケージをダウンロード後、シャットダウンを予告するダイアログが表示される |
||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間以内 |
||||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間を超過 |
パッケージをダウンロードする |
|||
タスク実行時にコンピュータが自動起動される |
タスクの実行よりもコンピュータの起動が先 |
パッケージをダウンロード後、シャットダウンを予告するダイアログが表示される |
||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間以内 |
||||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間を超過 |
パッケージをダウンロード後、再起動を予告するダイアログが表示される |
|||
利用者がコンピュータを再起動する |
タスクの実行よりもコンピュータの起動が先 |
パッケージをダウンロード後、シャットダウンを予告するダイアログが表示される |
||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間以内 |
||||
タスクが実行されてから、コンピュータが起動されるまでの差が1時間を超過 |
パッケージをダウンロードする |
|||
− |
すでにコンピュータが起動されている |
− |
パッケージをダウンロード後、シャットダウンを予告するダイアログが表示される |
|
利用者がコンピュータを起動する |
||||
タスク実行時にコンピュータが自動起動される |
||||
利用者がコンピュータを再起動する |
||||
あり([タスク実行後、すべての対象のコンピュータをシャットダウンする]を選択) |
− |
すでにコンピュータが起動されている |
− |
パッケージをダウンロード後、シャットダウンを予告するダイアログが表示される |
利用者がコンピュータを起動する |
||||
タスク実行時にコンピュータが自動起動される |
||||
利用者がコンピュータを再起動する |
||||
なし |
不要 |
すでにコンピュータが起動されている |
− |
パッケージをダウンロードする |
利用者がコンピュータを起動する |
− |
|||
利用者がコンピュータを再起動する |
− |
|||
必要 |
すでにコンピュータが起動されている |
− |
パッケージをダウンロード後、再起動を予告するダイアログが表示される |
|
利用者がコンピュータを起動する |
− |
|||
利用者がコンピュータを再起動する |
− |
(凡例)−:該当なし
注※ 管理用サーバの時刻と配布先のコンピュータの時刻に差異があると、異なった動作をする場合があります。