1.3.4 資産画面でできること
資産画面では、組織内で管理している機器、ソフトウェアライセンス、契約などの資産情報をまとめて管理できます。各資産を一覧化して台帳のように管理できるほか、資産情報同士の関係を定義することで、機器に対して結んでいる契約を即座に把握したり、ソフトウェアライセンスの利用状況を把握したりできるため、資産管理業務の効率化を図れます。
資産画面には次に示す画面があります。
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[サマリ]画面
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[ハードウェア資産]画面
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[ソフトウェアライセンス]画面
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[管理ソフトウェア]画面
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[ソフトウェアライセンス状況]画面
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[契約]画面
各画面について以降で説明します。
- [サマリ]画面
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JP1/IT Desktop Management 2で管理している資産情報の概況をパネルで確認できます。
- [ハードウェア資産]画面
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組織内のコンピュータやプリンタ、ネットワーク装置などのハードウェア資産の情報を管理できます。また、ハードウェア資産に契約情報を関連づけることもできます。契約情報を関連づけると、ハードウェア資産の契約費用や契約期間などを把握できます。
インフォメーションエリアの上部で選択したハードウェア資産の詳細情報が、下部のタブに表示されます。ハードウェア資産に対応する契約、関連する資産、対応する機器などを確認できます。
なお、ハードウェア資産情報が機器情報と関連づいている場合、ハードウェア資産情報のうちの[機器情報]は、収集された機器情報で自動的に更新されます。
- [ソフトウェアライセンス]画面
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組織で所持しているソフトウェアライセンスの情報を管理できます。また、ソフトウェアライセンスをコンピュータに割り当てることで、ライセンスの利用許可の管理もできます。
インフォメーションエリアの上部で選択したソフトウェアライセンスの詳細情報が、下部のタブに表示されます。ソフトウェアライセンスに対応する契約、ライセンスを割り当てているコンピュータなどを確認できます。
- [管理ソフトウェア]画面
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管理ソフトウェア(ライセンス消費数をカウントするソフトウェア)の情報を管理できます。管理ソフトウェアを登録すると、ソフトウェアのライセンス消費数が集計され、利用実態を把握できます。
インフォメーションエリアの上部で選択した管理ソフトウェアの詳細情報が、下部のタブに表示されます。ソフトウェアをインストールしているコンピュータ、ソフトウェアライセンスを割り当てているコンピュータ、対応するソフトウェアライセンスなどを確認できます。
- [ソフトウェアライセンス状況]画面
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管理ソフトウェアごとのソフトウェアライセンスの利用状況を確認できます。ソフトウェアライセンスの保有数や残数がライセンス種類および部署別に集計され、ソフトウェアライセンスの過不足を把握できます。
インフォメーションエリアの上部で選択した管理ソフトウェアの詳細情報が、下部のタブに表示されます。ソフトウェアをインストールしているコンピュータ、ソフトウェアライセンスを割り当てているコンピュータ、対応するソフトウェアライセンスなどを確認できます。
- [契約]画面
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ハードウェア資産やソフトウェアライセンスに対する契約の情報を管理できます。契約情報を追加することで、資産に対する契約費用や契約期間などを把握できるようになります。
インフォメーションエリアの上部で選択した契約の詳細情報が、下部のタブに表示されます。契約対象のソフトウェアライセンスやハードウェア資産などを確認できます。