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JP1 Version 11 資産・配布管理 基本ガイド


3.2.1 ジョブを作成して実行する

作成したパッケージを利用者のコンピュータに配布するためのジョブを作成します。このジョブを実行すると、利用者のコンピュータにファイルが配布されます。

操作手順

  1. 管理者のコンピュータで、Windowsの[スタート]メニューから、[すべてのプログラム]−[JP1_IT Desktop Management 2 - Manager]−[リモートインストールマネージャ]を選択します。

    [ログイン(リモートインストールマネージャ)]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 次に示す情報を入力します。

    • [管理用サーバ]:「1.2.1(1) サーバにJP1/IT Desktop Management 2 - Managerをインストールする」で記録した、管理用サーバのホスト名

    • [接続受付ポート番号]:デフォルトのまま(31080)

    • [ユーザーID]:system

    • [パスワード]:「1.2.1(4) 操作画面にログインする」で入力した、新しいパスワード

  3. 「3.1.1 パッケージングする」で作成したパッケージを、[パッケージ]ウィンドウで選択します。

    [図データ]

  4. [実行]−[ジョブの実行]を選択します。

    [ジョブ定義の新規作成]ダイアログが表示されます。

  5. [パッケージのインストール]を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

    [ジョブの作成]ダイアログが表示されます。

  6. [あて先]タブを選択して、[追加]ボタンをクリックします。

    [図データ]

    [あて先の追加]ダイアログが表示されます。

  7. [追加元]で[システム構成]を選択します。

    [図データ]

    構築した中継システムのホスト名が表示されます。

  8. [グループ/中継名]に表示された中継システムのホスト名をクリックします。

    クリックした中継システムの配下にある、JP1/IT Desktop Management 2 - Agentをインストールした機器が、[あて先/エージェント]に表示されます。

  9. [>>]ボタンをクリックします。

    JP1/IT Desktop Management 2 - Agentをインストールした機器がすべて、[あて先]に設定されます。

  10. [OK]ボタンをクリックします。

    [あて先の追加]ダイアログが閉じて、[あて先]パネルにファイルの配布先が設定されます。

  11. [パッケージ]タブを選択して、配布するパッケージが表示されていることを確認します。

    [図データ]

  12. [保存&実行]ボタンをクリックします。

    [ジョブの保存]ダイアログが表示されます。

  13. [OK]ボタンをクリックします。

    ジョブが保存されて、ファイルを配布するジョブが実行されます。

次の作業

これで、ファイルを配布するジョブの作成と実行が完了しました。次の手順では、リモートインストールマネージャで配布の結果を確認します。