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JP1 Version 11 JP1/Data Highway - Automatic Job Executor


6.1 対処の手順

JP1/DH - AJEでトラブルが発生した場合の対処の手順を次に示します。

  1. 現象の確認

    トラブルが発生したときの現象を確認してください。稼働ログ,ダイアログおよびJP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]画面にメッセージが出力されている場合は,メッセージの内容を確認してください。各メッセージの要因と対処方法については,「5.5 JP1/DH - AJEの共通メッセージ」〜「5.9 データ送受信コマンドのメッセージ」を参照してください。また,JP1/DH - AJEが出力するログについては「6.2 ログの種類とログ情報の格納先」を参照してください。「5.5 JP1/DH - AJEの共通メッセージ」〜「5.9 データ送受信コマンドのメッセージ」に該当するメッセージがない場合は,JP1/AJS3側のトラブルであることが考えられます。JP1/AJS3側のトラブルが発生した場合の対処方法については,「5.1 メッセージの分類」を参照の上,該当する製品のマニュアルを参照してください。

  2. 6.5 トラブル別の対処方法」を参考にして対処を行ってください。

  3. 資料の採取

    トラブルが解決しない場合には,トラブルの要因を調べるために資料の採取が必要です。「6.3 トラブルが解決しない場合に採取する資料」を参照して,必要な資料を採取してください。資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。

  4. リストア

    運用では,バックアップを実施していた場合,リストアをすることで,バックアップを取得した時点の状態に戻すことが可能です。