Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Data Highway - Automatic Job Executor


3.8.1 JP1/DH - AJEのアンインストール

〈この項の構成〉

(1) アンインストール時の注意事項

アンインストール時の注意事項を次に示します。

(a) Windowsの場合

JP1/DH - AJEは,Administrators権限を持つOSユーザでアンインストールしてください。レジストリキーへの書き込み権限などがないOSユーザでは,アンインストールできません。

(b) Linuxの場合

JP1/DH - AJEは,スーパーユーザ権限を持つOSユーザでアンインストールしてください。

アンインストールですべてのフォルダが削除されるため,その後,インストールを実施すると新規インストール時の初期状態となります。アンインストール前の状態を保持したい場合,アンインストール前にバックアップを実施し,インストール後にリストア作業を実施してください。詳細は,「3.7.2 バックアップの実施」と「6.4 リストア」を参照してください。

(c) WindowsおよびLinux共通の注意事項

  • JP1/DH - AJEを,ターミナルサービスおよびリモートデスクトップサービスを使用してアンインストールしないでください。正しくアンインストールできないおそれがあります。

  • JP1/DH - AJEをアンインストール後,OSの再起動は不要です。

  • JP1/DH - AJEのアンインストールの途中で,エラー発生等によりインストールが中断した場合に,アンインストールができなくなることがあります。その場合,JP1/DH - AJEを再インストールしたあと,再度アンインストールを実行してください。

(2) アンインストールの手順

JP1/DH - AJEのアンインストール手順を次に示します。

(a) Windowsの場合

  1. JP1/DH - AJEをアンインストールするホストに,Administrators権限を持つOSユーザでログインします。

  2. JP1/DH - AJE(ジョブ定義プログラム)のアンインストール

    • DHカスタムジョブ定義画面が表示されている場合は,必ず終了させてください。

    • Windowsのコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」または「プログラムと機能」から,Data Highway - Automatic Job Executor (Job Definition)を削除します。

  3. JP1/DH - AJE(ジョブ実行プログラム)のアンインストール

    • DHカスタムジョブが実行中の場合,必ず終了させてください。また,DHカスタムジョブがアンインストール中に実行されないようにしてください。アンインストール時にプログラム動作中の場合,アンインストールが正しく終了しません。

    • Windowsのコントロールパネルの「プログラムの追加と削除」または「プログラムと機能」から,Data Highway - Automatic Job Executor (Job Execution)を削除します。

  4. アンインストール後に手動でファイルを削除します。アンインストールしても,インストール後に生成/更新されたファイル(ログファイルなど)は削除されません。次のファイルについては,アンインストール後に手動で削除してください。

    1. ジョブ定義プログラムの場合

    • JP1/DH - AJE(ジョブ定義プログラム)インストールフォルダ以下のファイル

    • 次のログ出力先フォルダ

      %ALLUsersProfile%\Hitachi\jp1\jp1_default\JP1DH\AJE\AJED\log

    • 環境設定ファイルでログの出力先を変更している場合,そのログ出力先フォルダ

    2. ジョブ実行プログラムの場合

    • JP1/DH - AJE(ジョブ実行プログラム)インストールフォルダ以下のファイル

    • 次のログ出力先フォルダ

      %ALLUsersProfile%\Hitachi\jp1\jp1_default\JP1DH\AJE\AJEE\log

    • 環境設定ファイルでログの出力先を変更している場合,そのログ出力先フォルダ

    • 環境設定ファイルで,システムが使用するファイルの出力先を変更している場合,その出力先フォルダ

    • 環境設定ファイルで,DHカスタムジョブを実行する場合に使用するワークフォルダを変更している場合,そのワークフォルダ

(b) Linuxの場合

  1. JP1/DH - AJE(ジョブ実行プログラム)をアンインストールするホストに,スーパーユーザ権限を持つOSユーザでログインします。

  2. Hitachi PP Installerのアンインストールから,JP1/Data Highway - Automatic Job Executorを選択し,アンインストールを実行します。Hitachi PP Installerの使用方法については,「3.2.4 Hitachi PP Installerを使用する手順」を参照してください。

  3. アンインストール後に手動でファイルを削除します。アンインストールしても,インストール後に生成/更新されたファイル(ログファイルなど)は削除されません。次のファイルについては,アンインストール後に手動で削除してください。

    • JP1/DH - AJE(ジョブ実行プログラム)インストールフォルダ以下のファイル

    • 環境設定ファイルでログの出力先を変更している場合,そのログ出力先フォルダ

    • 環境設定ファイルで,システムが使用するファイルの出力先を変更している場合,その出力先フォルダ

    • 環境設定ファイルで,DHカスタムジョブを実行する場合に使用するワークフォルダを変更している場合,そのワークフォルダ