2.7 部門管理者へ一般ユーザとグループの管理を依頼する(システム管理者)
システム管理者はJP1/DH - Serverに代表ユーザとして設定した部門管理者に,必要事項を連絡して作業を依頼します。
操作手順
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部門管理者に作業を依頼する前に,システム管理者は次のことを確認します。
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JP1/DH - Serverに,必要なドメインと部門がすべて作成されているか。
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部門管理者が代表ユーザとしてJP1/DH - Serverに設定されているか。
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代表ユーザの[所属グループ]タブの[オプションの使用:許可する]チェックボックスにチェックが入っているか。
- 重要
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代表ユーザの[所属グループ]タブの[オプションの使用:許可する]チェックボックスにチェックが入っていないと,オプション機能を使用できません。
オプション機能を使用できないと,ユーザがJP1/DH - Serverに初めてログインしたときに初期パスワードを変更できません。
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部門管理者に次の必要項目を連絡します。
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部門管理者のユーザIDと初期パスワード
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JP1/DH - ServerのURL
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標準ポリシーを適用する指示
データ配送時の方針として,配下のグループにも標準ポリシーを適用するように指示します。
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操作手順書または操作手順書に相当する資料
例:このマニュアルの2.8節以降など
- ヒント
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初期パスワードは共通の文字列にしておきます。このようにしておくと,部門管理者が複数いる場合でも同じ文面でメールを一括送信できます。
初回ログイン時には必ず初期パスワードを変更するように指示してください。
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次の作業
システム管理者の作業はこれで終了です。
次の項目を実施してください。
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本番運用に使うサーバ証明書をまだ取得していない場合は取得します。
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本番運用前に,必ずテスト用のサーバ証明書を本番用のサーバ証明書に置き換えます。
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運用開始後,ネットワーク帯域,転送可能最大ファイルサイズ,Javaヒープメモリなどを点検し,必要であれば見直してください。
関連項目