ftsstart−JP1/FTPデーモンの起動−
形式
ftsstart
機能
JP1/FTPデーモンを起動します。このコマンドの実行には,スーパーユーザ権限が必要です。
注意事項
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11-00より前のjftsdコマンドは使用しないでください。
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ftsutilコマンドで最大同時伝送数を変更している場合は,JP1/FTPデーモンを起動して,次に示す項目の状態を初期状態に戻します。
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伝送履歴
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伝送番号
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接続番号
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プロトコルトレース
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モジュールトレース
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初期状態に戻すとき,元の状態は削除しますので,JP1/FTPデーモン起動前に,必要な情報はバックアップしてください。バックアップする情報については,「3.7.1 保存・復元する情報」の「(2) 履歴情報」を参照してください。バックアップを復元する場合は,バックアップ時点の最大同時伝送数に合わせて復元してください。バックアップ時点と復元時の最大同時伝送数が一致しない場合,JP1/FTPデーモンは起動できません。
また,初期状態に戻すため,JP1/FTPデーモンの起動が一時的に遅れる場合があります。遅れを回避するには,あらかじめ上記項目を削除する必要がありますが,削除ツールを使用すると容易です。削除ツールについては,「付録G 履歴情報削除ツール」を参照してください。