4.4.21 エディットコントロールプロパティ(共通)ダイアログ
Scriptメニューエディタウィンドウのメニューフォームビューで,エディットコントロールを選択してダブルクリックすると,[エディットコントロールプロパティ]ダイアログが表示されます。
[エディットコントロールプロパティ]ダイアログには,「一般」,「共通」,「キー」,「スタイル」の四つのタブがあります。
「共通」タブを選択すると,[エディットコントロールプロパティ(共通)]ダイアログが表示されます。
- 〈この項の構成〉
(1) ダイアログの項目
[エディットコントロールプロパティ(共通)]ダイアログでは,エディットコントロールについて,次の項目を設定できます。
- フィールド名
-
フィールドの名称を指定します。
フィールド名は,変数の名前付け規則に従って指定してください。
- テキストの配置
-
「縦方向」は「上寄り」,「横方向」は「左寄り」が設定されています。
- 起動時にフォーカスを位置付ける
-
メニューフォームを起動するとき,フォーカスを位置付ける場合にチェックします。
- 再表示時にフォーカスを位置付ける
-
メニューフォームを再表示するとき,フォーカスを位置付ける場合にチェックします。
- テキストカラー
-
テキストの色を指定します。
デフォルトでは「黒色」が設定されています。
- 背景色
-
エディットコントロールの背景の色を指定します。
デフォルトでは「白色」が設定されています。
- フォント名
-
現在選択されているフォント名を表示します。
フォントを変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
デフォルトでは「MS Pゴシック」が設定されています。
- スタイル
-
現在選択されているフォントのスタイルを表示します。
フォントのスタイルを変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
デフォルトでは「標準」が設定されています。
- サイズ
-
現在選択されているフォントのサイズを表示します。
フォントのサイズを変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
デフォルトでは「12」が設定されています。
- 取り消し線
-
取り消し線の指定の有無を表示します。
取り消し線を変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
デフォルトでは「なし」が設定されています。
- 下線
-
下線の指定の有無を表示します。
下線を変更するには,[フォント]ボタンを選択します。
デフォルトでは「なし」が設定されています。
- 表示状態を制御する
-
コントロールの表示状態を制御する場合にチェックします。
- 変数名
-
コントロールの表示状態を示す値を格納する変数名を指定します。
「表示状態を制御する」がチェックされている場合にだけ設定できます。
この変数名が配列変数の場合,メニューフォーム実行時にエラーになります。
コントロールの表示状態を示す値は次のとおりです。
- DISABLE
-
コントロールはメニューフォーム上に無効状態で表示されます。
- HIDE
-
コントロールはメニューフォーム上には表示されません。
- その他
-
コントロールはメニューフォーム上に有効状態で表示されます。
(2) ダイアログでの操作
-
[OK]ボタンを選択すると,指定した内容が設定されて[エディットコントロールプロパティ]ダイアログが閉じます。
-
[キャンセル]ボタンを選択すると,内容を変更しないでダイアログを閉じます。
(3) 処理詳細
-
「表示状態を制御する」がチェックされていない場合,コントロールはメニューフォーム上に有効状態で表示されます。
-
テスト表示では「表示状態を制御する」の指定は無効になります。