3.8.5 実行環境構文ファイル(.SPU)の詳細
実行環境構文ファイルの形式を図3-11に示します。
- 説明
-
-
コマンドライン。
トレースファイル,およびイベントログの出力の有無がWindows版の形式で記述されている場合は,UNIX版の形式で変換されます。
-
作業フォルダ。実行環境ファイルから実行環境構文ファイルに変換した場合,常に空とします。実行環境構文ファイルから実行環境ファイルに変換した場合,この値は有効になります。存在しないフォルダ名の場合,実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり,実行環境ファイルは作成されません。
-
複数起動の許可。許可する場合は1,許可しない場合は0を記述します。それ以外を記述した場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
-
起動のタイプ。ログオンの場合は0,サービスの場合は1を記述します。それ以外を記述した場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
-
自動起動で日の指定を行うかどうかを指定します。指定する場合は1,指定しない場合は0を記述します。それ以外を記述した場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
-
曜日指定。指定する場合は1,指定しない場合は0を記述します。それ以外を記述した場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
-
曜日。指定できる値は1から7までです。範囲以外の値が指定されている場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
表3‒26 指定値に対する曜日 値
曜日
1
月曜
2
火曜
3
水曜
4
木曜
5
金曜
6
土曜
7
日曜
-
日付指定。指定する場合は1,指定しない場合は0を記述します。それ以外を記述した場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
-
日付。指定できる値は1から31までです。範囲外の値が指定されている場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
-
時刻指定。指定する場合は1,指定しない場合は0を記述します。それ以外を記述した場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
-
時刻(時間)。指定できる値は0から23までです。範囲外の値が指定されている場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
-
時刻(分)。指定できる値は0から59までです。範囲外の値が指定されている場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
-
打ち切り時間。実行するスクリプトファイルを何分後に強制終了させるかを指定します。指定できる値は0から1,440までです。範囲外の値が指定されている場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。ただし,0が指定された場合は打ち切り時間なしとみなします。
Windows版Scriptコンバータの場合だけ有効です。※
-
トレースの出力先フォルダ。存在しないフォルダの場合,解析エラーとします。実行環境ファイルから実行環境構文ファイルに変換した場合,常に空とします。実行環境構文ファイルから実行環境ファイルに変換した場合,この値は有効となります。存在しないフォルダ名の場合,実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり,実行環境ファイルは作成されません。
-
トレース最大行数。指定できる値は100から9,999までです。範囲外の値が指定されている場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
-
トレース最大列数。指定できる値は128から1,024までです。範囲外の値が指定されている場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
-
ユーザトレース最大行数。指定できる値は100から9,999までです。範囲外の値が指定されている場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
-
ユーザトレース最大列数。指定できる値は128から1,024までです。範囲外の値が指定されている場合実行環境ファイル変換時に構文エラーとなり実行環境ファイルは作成されません。
-
注※ UNIX版の実行環境構文ファイルで記述した(してある)場合,実行環境ファイル(.SPV)の変換ではデフォルト値となります。
- その他
-
実行環境構文ファイル(.SPU)の記述規則は次のとおりです。
-
すべて項目は省略できることとし,記述しなかった項目にはデフォルト値を仮定します。
-
同じ項目を二つ以上記述した場合,あとに記述されている値が有効となります。
-
指定項目の記述する順序は自由です。
-
行の先頭に"#"を記述することによって,その行はコメントとして扱えます。
-