9.3.2 エージェントホストをグループ化するときの注意事項
Windowsのマネージャーホストでエージェントホストをグループ化するときの注意事項を次に示します。
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エージェントホストをグループ化するには,Administrators権限が必要です。
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マネージャーホストを手動で停止させた場合,および計画終了しないで強制終了した場合は,エージェントホストは連動しません。
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グループのエージェントホストの起動順序を変えたい場合は,[連動ホストの設定]ダイアログボックスで登録順を設定し直してください。
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グループ化する場合,マネージャーホストから電源をオンにできる電源制御装置を,グループ化したエージェントホストに接続してください。
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グループ化した状態でマネージャーホストを計画終了すると,グループ化したすべてのエージェントホストが連動して終了します。
そのため,マネージャーホストの終了後の処理としてシャットダウン,電源をオフにする,または再起動する場合,グループ化したすべてのエージェントホストは連動して電源がオフになります。マネージャーホストを再起動した場合,エージェントホストは電源をオフにしたあと,マネージャーの起動に連動して起動します。
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グループ化したエージェントホストに,System Managerのマネージャーサービスホストが含まれている場合,JP1/Power Monitorのマネージャーホストで,System ManagerのSM_MgrSvcサービスの[スタートアップ]を[自動]以外に設定しないでください。
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グループ化した状態でマネージャーホストを手動または自動で起動する場合,グループ化したすべてのエージェントホストは連動して起動します。
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マネージャーホストを再起動する,または終了してから起動するまでの間隔が短い場合には,グループ化したエージェントホストは起動しないことがあります。原因としては,エージェントホストの終了に長時間要していること,および接続している電源制御装置のシャットダウン猶予時間が長いことが考えられます。このような環境でグループ化する場合は,マネージャーホストを再起動しないで,マネージャーホストが終了したあとで十分な時間(グループ化するすべてのエージェントホストがシャットダウン完了する時間や,電源制御装置に設定している猶予時間以上の時間)をとってから起動するように設定してください。なお,電源制御装置のシャットダウン猶予時間については,電源制御装置のマニュアルを参照するか,または電源制御装置側へお問い合わせください。