8.3.2 スケジュール情報を配布する
Windowsホストで退避したファイルを他ホストに配布すると,複数のホストを同じスケジュールで運用できます。
配布できるのは,スケジュール情報だけです。JP1/Power Monitorの環境設定に関する情報は,配布できません。配布先のホストも配布元ホストと同じ環境で運用したい場合,配布先のホストでJP1/Power Monitorの環境設定をしてください。
退避したファイルを配布するには,次の二つの方法があります。
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JP1/NETM/DMで配布する
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JP1/FTPで配布する
それぞれの方法について,次に説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) JP1/NETM/DMで配布する
退避したファイルをJP1/NETM/DMを使って配布できます。配布する手順を次に示します。手順の詳細については,マニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1(Windows(R)用)」を参照してください。
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退避したファイルをJP1/NETM/DM Clientでユーザープログラムとしてパッケージングする。
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パッケージングしたファイルをJP1/NETM/DM Managerへ登録する。
配布先でスケジュール情報を回復するために,パッケージングの際,インストール直後に起動する外部プログラムとしてaomschrsコマンドを指定しておきます。
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JP1/NETM/DMサーバから配布先ホストへ,退避したファイルをリモートインストールする。
リモートインストールが終了すると,aomschrsコマンドが自動的に実行され,配布先のホストでスケジュール情報が回復されます。aomschrsコマンドについては,「15. コマンド」の「aomschrs(Windows限定)」を参照してください。