jr3bjrep
形式1
jr3bjrep [R/3あて先情報] [R/3ログオン情報] [リダイレクション情報] -pa ABAPプログラム名
- 注意
-
引数に指定した文字列に空白が含まれる場合,引数を「"(二重引用符)」で囲んでください。
形式2
jr3bjrep -help
機能
R/3システムのリソースに関する情報を取得します。R/3プログラムのリソース情報として,指定したABAPプログラムに対して定義されているバリアント名を列挙できます。
引数
R/3あて先情報
リソース情報の取得対象のジョブがあるR/3システムを指定します。R/3あて先情報の形式については,「(1)ジョブ制御機能のコマンドで共通の引数の形式」を参照してください。
R/3ログオン情報
リソース情報の取得対象のジョブがあるR/3システムで有効なログオン情報を指定します。R/3ログオン情報の形式については,「(1)ジョブ制御機能のコマンドで共通の引数の形式」を参照してください。
リダイレクション情報
コマンド実行時の標準出力先,および標準エラー出力先を指定します。リダイレクション情報の形式については,「(1)ジョブ制御機能のコマンドで共通の引数の形式」を参照してください。
-pa ABAPプログラム名
ABAPプログラムの名称を指定します。ABAPプログラム名に指定できる文字列の長さは,1〜40バイトです。
-help
このコマンドの使用方法を表示します。
戻り値
- 0
-
ジョブのリソース情報の取得に成功した
- 1以上の整数
-
ジョブのリソース情報の取得に失敗した
使用例
-
ABAPプログラム「RSPO0041」のバリアントを列挙する場合
次の条件で,ABAPプログラム「RSPO0041」のバリアントを列挙します。
-
R/3あて先情報を指定する(-h R3CENTRL -s 00)
-
R/3ログオン情報を指定する(-c 000 -u R3USER1 -p2 HT0110)
-
標準出力ファイル,標準エラー出力ファイルをそれぞれシステムの標準出力,標準エラー出力に作成する
このときのjr3bjrepコマンドのコマンドラインを次に示します。
jr3bjrep -h R3CENTRL -s 00 -c 000 -u R3USER1 -p2 HT0110 -pa RSPO0041
(出力結果)
-