コマンド一覧
JP1/AJS3 for EAPで使用するコマンドを機能別に分けると,次のようになります。
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ジョブ制御機能で使用するコマンド
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インフォパッケージまたはプロセスチェーン制御機能で使用するコマンド
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各制御機能で使用する共通のコマンド
それぞれのコマンドの一覧を表4-1,表4-2および表4-3に示します。
なお,以降に示す各コマンドの説明では,コマンドはアルファベット順に記載されています。
機能 |
コマンド名 |
必要な実行権限 |
---|---|---|
インフォパッケージまたはプロセスチェーンを開始する |
jbwipsta |
なし |
機能 |
コマンド名 |
必要な実行権限 |
---|---|---|
拡張パスワードの使用可否を設定する |
jr3chrfc |
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注※ OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合は,管理者権限のコマンドプロンプトでコマンドを実行してください。
コマンド使用時の注意を記載します。
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文字コードに日本語UTF-8コードを使用する場合
コマンドの引数はシフトJISに変換して扱います。このため,指定する文字列の長さに注意してください。
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文字コードUTF-8を使用している場合,日本語などのマルチバイト文字は,その他の文字コードを使用する場合よりも多くのバイト数で表現されるため、Linuxで表示させる情報に日本語が含まれている場合は出力カラムがずれて表示されます。
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コマンドの規則の相違点(Windowsの場合)
JP1/AJS3 for EAPのコマンドの規則は,Windowsのコマンドの規則と異なる部分があります。JP1/AJS3 for EAPのコマンドを使用するときには,次の規則の違いに注意してください。
Windowsでの一般的なコマンドの規則 |
JP1/AJS3 for EAPのコマンドの規則 |
---|---|
オプションの区切り記号には,「/(スラント)」を使用している。 |
オプションの区切り記号には,「-(ハイフン)」を使用している。 |
オプションで指定する英字の大文字,小文字は区別されない。 |
オプションで指定する英字の大文字,小文字は区別される。 |
次に,各コマンドの共通引数の形式について説明します。