Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 - Definition Assistant


付録D 設定するポート番号

この節では,設定するポート番号の一覧と,ファイアウォールを通過するための方向について記載します。

使用するポート番号は,製品の提供時にデフォルトでservicesファイルに設定されます。ユーザー環境に合わせて任意の番号に変更することもできます。

なお,使用するプロトコルはTCP/IPです。

JP1/AJS3 - Definition Assistantで使用するポート番号を次の表に示します。

表D‒1 JP1/AJS3 - Definition Assistantで使用するポート番号

サービス名

ポート番号

用途

jp1ajs2monitor

20244

JP1/AJS3 - Managerとの通信用

ファイアウォールの通過方向は,JP1/AJS3 - Definition Assistant → JP1/AJS3 - Managerとなります。ファイアウォールの設定では,「jp1ajs2monitorのポート」と「jp1ajs2monitorのポート番号に対して確立されたセションへの返信はANY」を必ず通すようにしてください。

ファイアウォールサーバマシン上にJP1/AJS3 - Definition Assistantをインストールする場合は,同一マシン内での通信もファイアウォールの対象となる場合があるため,同一マシン内でも通信できるように設定してください。

JP1/AJS3 - Definition Assistantは,スタティック・モードでのアドレス変換(NAT)に対応しています。NAPT(IPマスカレード)のような,グローバルIPアドレスとローカルIPアドレスを1対複数で変換するような機能には対応していません。