2.1 インポート機能
インポート機能とは,JP1/AJSの定義情報を,定義情報管理テンプレート上に取り込んで一覧表示する機能です。
インポートはマスターファイル,または別名で保存した複製マスターファイルからだけ実行できます。マスターファイルとは,実行結果情報が何も記録されていない状態の定義情報管理テンプレートのことです。Windowsのスタートメニューから起動できます。
インポート実行後の定義情報管理テンプレートを次の図に示します。
インポート実行後,定義情報が表示された定義情報管理テンプレートは,実行結果ファイルとして別名で自動保存されます。インポート実行後のテンプレートがそのまま保存されるため,既存のユニットを定義し直す場合,このファイルを使って編集し,エクスポートを実行できます。
また,インポートを実行すると,ユニットの最終更新日時が「最終更新日時情報部」に表示され,ユニットがいつ更新されたのかを確認できます。
マスターファイルや実行結果ファイルの詳細や出力先については,「付録A ファイルおよびディレクトリ」を参照してください。
- 自動インポート
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環境設定ファイルの環境設定パラメーターを編集すると,定義情報管理テンプレートを開くと同時にインポートを自動実行させることができます。毎回同じユニットの定義情報をインポートする場合に便利です。インポートを自動実行させるために設定が必要なパラメーターは次のとおりです。
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「MANAGER-HOST」または「IMPORT-MANAGER-HOST」
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「AJS2-SERVICE」または「IMPORT-AJS2-SERVICE」
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「MANAGER-CHARCODE」
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「IMPORT-UNIT-NAME」
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「AUTO-IMPORT」
ただし,「AUTO-IMPORT」と「AUTO-EXPORT」は同時に設定できません。
環境設定については,「3.1.4 環境設定」および「3.2 環境設定パラメーター」を参照してください。
「IMPORT-UNIT-NAME」はインポート対象ユニット完全名を指定してください。
例えば,「/GROUP/NET」を自動インポートする場合は,「IMPORT-UNIT-NAME=/GROUP/NET」と指定してください。
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