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JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KFPS01279-W

Unable to use log file. element file:aa....aa, system A/B:b,reason code=cccc-dd (L)

aa....aaログファイルは,ccccに示す理由でファイルの状態を参照できません。処理対象から除外します。

aa....aa:ログファイル名称

b:障害が発生した系(a,またはb)

cccc:理由コード

dd:システム保守情報

(S)

処理を続行します。該当するログファイルは,処理の対象から除外します。

(O)

該当するログファイルを使用していない場合,特に問題ありません。このメッセージの直後に,該当するログファイルが属するファイルグループについてメッセージKFPS01278-Wが出力されていない場合,問題ありません。上記に該当しない場合,理由コードの内容から原因を調査し,管理者に連絡してください。

[対策]

該当するログファイルがajsembdbrstrコマンドの実行に不要な場合,特に問題ありません。該当するログファイルが上記コマンドの実行に必要な場合,理由コードの内容から原因を調査し,メッセージKFPS01278-Wに記述した内容に従って回復して,再度実行してください。理由コードを次に示します。

理由コード

意味

オペレーターの処置

組み込みDBシステム

管理者の処置

101

メモリー不足が発生しました。

現在実行中のプロセスの終了を待って,再度コマンドを実行してください。

メモリーの見積もりをし直してください。

201

ファイル名が不正です。

次に示す原因が考えられます。

  • パス名に使用できない文字を指定しています。

  • 組み込みDBファイル名の長さが制限(30文字)を超えました。

ファイル名を正しく指定し直し,再度コマンドを実行してください。

202

指定したパスの 組み込みDBファイルシステム領域名が, 組み込みDBファイルシステム領域ではありません。

指定したパスの 組み込みDBファイルシステム領域名を見直して,再度コマンドを実行してください。

pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。

203

指定したパスの装置が組み込みDBファイルシステム用に初期化されていません。

207

指定したパスの 組み込みDBファイルシステム領域のオープンで,上限値オーバーが発生しました。

208

指定したパスの 組み込みDBファイルシステム領域に対し,アクセス権限がありません。

組み込みDBファイルのアクセス権限について確認してください。

pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。

209

入出力エラーが発生しました。

入出力エラーが発生した原因を調査し,対策してください。

210

組み込みDBファイルシステムのバージョンが一致していません。

pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。

211

指定したファイルに対するアクセス権限がありません。

ログのアクセス権限について確認してください。

212

指定したファイルがありません。

pdlogadpfオペランドのファイルの指定を見直してください。

221

ロックセグメント不足が発生しました。

OSのシステム起動時に,指定したレコードロックセグメント数を見直してください。

222

該当するシステムログファイルは他プロセスで使用中です。

該当するシステムログファイルまたはそのファイルグループの運用状態を確認し,再度コマンドを実行してください。

603

ファイル上の管理情報が破壊されています。

このファイルを初期化してください。

605

ファイル上のファイル構成が現ファイル構成と異なります。ファイル構成を変更したおそれがあります。

組み込みDBシステム管理者に連絡し,ファイル構成を変更していないか確認してください。ファイル構成を変更していない場合は,このファイルを初期化してください。

定義を調べ,該当するファイルを使用するファイルグループ,およびシステムログファイルを変更していないかどうか,確認してください。ファイル構成を変更している場合,定義上のファイル構成を元に戻してください。

1607

ファイルは組み込みDBで未使用です。

該当するファイルグループを見直してください。

(凡例)

−:該当しません。