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JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ


KFPA11723-E

Communication error occurred, reason=aa....aa (L+A)

組み込みDBシステムまたは組み込みDBサーバとの通信でエラーが発生しました。または,組み込みDBシステムまたは組み込みDBサーバがダウンしています。

aa....aa:障害の内容を示す文字列

CLIENT MEMORY:クライアントライブラリでメモリ不足が発生しました。

FES (SDS) CLOSE:サーバの終了処理中です。

FES (SDS) NOT UP:サーバが稼働していません。または,開始中です。

HiRDB BUSY:組み込みDB(サーバ)がBUSYなため,コネクトできません。

HiRDB DATA ERROR:組み込みDBシステムまたは組み込みDBサーバからの通信データが不正です。

HiRDB INITIALIZE:組み込みDBシステムまたは組み込みDBサーバの初期化処理中です。

HiRDB NOT UP:組み込みDBシステムまたは組み込みDBサーバが稼働していません。または,組み込みDBサーバ側でListenキューが不足しています。

HiRDB SYSTEM ERROR:組み込みDBシステムまたは組み込みDBサーバでシステムエラーを検出しました。

HiRDB MEMORY:組み込みDBシステムまたは組み込みDBサーバでメモリ不足が発生しました。

INIT ERROR:通信の初期化処理でエラーが発生しました。

INVALID SERVER TYPE:組み込みDB(サーバ)のサーバ種別が,PDSRVTYPE(クライアント環境定義)と異なります。

NETWORK:ネットワークに障害が発生しました。または,組み込みDBサーバが異常終了してコネクションが切断されました。

(S)

処理を終了します。

(P)

〈aa....aaがHiRDB BUSYの場合〉

時間をおいて再度実行してください。再度このメッセージが出力されたときは,組み込みDBシステム管理者へ連絡してください。

〈aa....aaがHiRDB BUSY以外の場合〉

組み込みDBシステム管理者に障害の内容を連絡し,障害を取り除いたあと再度実行してください。

[対策]

組み込みDBクライアントが出力するエラーログファイルから障害の原因を調べ,原因を取り除いて再度実行してください。

接続対象の組み込みDBが開始しているのに,接続時にこのメッセージ(aa....aaが"HiRDB NOT UP")が出力され続ける場合は,JP1/AJS3の環境設定パラメーターを見直してください。また,組み込みDBサーバで障害が発生していないか,syslog(Windowsの場合はWindowsイベントログ)で確認してください。

JP1/AJS3の環境設定パラメーターの値が正しくて,エラーログファイルにメッセージKFPZ02444-E(func=connectでerrnoの示す値がETIMEDOUTまたはECONNREFUSED)が出力されている場合は,組み込みDBサーバに対する接続要求が多過ぎるおそれがあります。この場合,時間をおいて再度実行するか,またはListenキューの指定値を大きくしてください。

なお,このメッセージが出力された場合,組み込みDBサーバとの接続が切断されているため,再度実行するときはCONNECT文から実行する必要があります。