KAVU0270-W
関数名:The job might not be executable because a communication error occurred in the start processing.(スケジューラーサービスの識別番号,保守情報)
関数名:起動処理時に通信エラーが発生したためジョブが実行できない可能性があります(スケジューラーサービスの識別番号,保守情報)
起動処理時に通信エラーが発生しました。
- (S)
-
起動処理を続行します。
- (O)
-
メッセージに出力された識別番号を使用しているスケジューラーサービスで,ジョブが実行できないおそれがあります。
このエラーメッセージの出力後に実行したジョブがキューイングのままになった場合は,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照し,要因を取り除いたあとに次の対処を実施してください。
- 保守情報が0の場合
-
QUEUEジョブを実行しない場合,対処の必要はありません。
QUEUEジョブを実行する場合は,メッセージに出力された識別番号を使用しているスケジューラーサービスを再起動してください。
- 保守情報が0以外の場合
-
該当するスケジューラーサービスでQUEUEジョブだけを実行する場合,対処の必要はありません。
QUEUEジョブ,サブミットジョブ以外のジョブを実行する場合は,メッセージに出力された識別番号を使用しているスケジューラーサービスを再起動してください。
識別番号とは,jajs_setup_clusterコマンドを使用して論理ホストを設定した場合,またはjajs_setupコマンドを使用してスケジューラーサービスの多重起動の設定をした場合に-nオプションで指定した番号です。JP1/AJS3をインストール直後のデフォルトの設定で運用している場合,識別番号は「1」です。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド 20.4 スケジューラーサービス環境設定」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス 2. セットアップコマンド」を参照してください。