6.1 API利用の流れ
JP1/AJS3で公開されているAPIを使用して,任意のユーザーアプリケーションからJP1/AJS3 - Managerのユニットを実行したり監視したりできます。ここでは,APIの利用の流れを説明します。
ユーザーアプリケーションは,HTTP通信のできる任意のプログラミング言語で作成します。ユーザーアプリケーションからリクエストを発行する際は, JP1ユーザーの認証情報を指定します。リクエストを発行すると,Web ConsoleサーバおよびJP1/AJS3 - Managerを経由して,JP1/Baseでユーザー認証が行われます。認証が成功すると,JP1/AJS3 - Managerで処理が実行され,ユーザーアプリケーションにレスポンスが返却されます。この認証は,リクエストを発行するたびに実施されます。処理の流れを次の図に示します。
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APIを使ったユーザーアプリケーションでできることについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 8.3 ユーザーアプリケーションによるJP1/AJS3の操作」を参照してください。
- 補足事項
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APIで使用する通信プロトコルは,HTTP/1.1です。通信プロトコルについては,次の規定を参照してください。
- HTTPプロトコルの場合
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RFC2616
- HTTPSプロトコルの場合
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RFC2818