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JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド


付録A.7 [マンスリースケジュール]画面

[マンスリースケジュール]画面では,ユニットの実行スケジュールを月単位で確認できます。また,実行予定の追加や変更などができます。

[マンスリースケジュール]画面を次の図に示します。

図A‒6 [マンスリースケジュール]画面

[図データ]

[マンスリースケジュール]画面には,大きく分けて三つのエリアがあります。

ツリーエリア

[ダッシュボード]画面または[リスト]画面で選択したジョブネットとその配下のユニットが,ツリー形式で表示されます。

スケジュールエリア

ユニットの月単位の実行予定を確認できます。

スケジュールエリアには,実行予定を示すアイコンが表示されます。アイコンは,実行登録の種別や実行予定の種類によって次のとおり形状が変わります。

四角形:計画実行登録または即時実行登録された実行スケジュール

円形:確定実行登録された実行スケジュール

三角形:実行登録前の実行スケジュール

アイコンはスケジュール上の実行日に表示されます。実行日については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 3.3.1 ルートジョブネットの時間制とスケジュールルール」を参照してください。

1日に複数回実行する(1日に複数の世代が存在する)場合,1日の中で最後に実行される実行世代だけがアイコンで表示されます。

リストエリア

スケジュールエリアで選択したユニットの実行予定のすべての世代が,一覧で表示されます。なお,表示される実行予定は,スケジュールエリアで選択した日の実行予定だけです。

また,実行シミュレーションをするかどうかで開始日時が異なります。シミュレーションをしないように設定してある場合,常に実行シミュレーションする[ダッシュボード]画面の開始日時とは異なって表示されます。実行シミュレーションをするかどうかは,[設定]ダイアログボックスで設定できます。一度も実行されていないジョブネットの場合,所要時間1,200秒でシミュレートします。

ユニットまたは実行予定を選択してから画面上部のボタンをクリックすると,選択したユニットまたは実行予定を操作できます。ボタンと操作の一覧を次の表に示します。

表A‒4 [マンスリースケジュール]画面のボタンと操作の一覧

項番

ボタン

操作

1

[実行登録]

[実行登録]ダイアログボックスが表示され,ユニットを実行登録できます。

2

[登録解除]

[登録解除]ダイアログボックスが表示され,ユニットの実行登録を解除できます。

3

[保留設定]

実行予定に保留を設定できます。

4

[保留解除]

実行予定の保留を解除できます。

5

[追加]

[追加]ダイアログボックスが表示され,指定した日時に実行予定を追加できます。

6

[計画一時変更]

次に示すメニューが表示され,実行予定を一時的に変更したり,変更を解除したりできます。

  • 日時変更

    [日時変更]ダイアログボックスが表示され,選択したユニットの実行予定の開始予定日時を変更できます。

  • 即時実行

    [即時実行]ダイアログボックスが表示され,選択したユニットの実行予定を即時実行できます。

  • 実行中止

    選択したユニットの実行予定の実行を中止できます。

  • 変更解除

    選択したユニットの実行予定の一時変更を解除できます。

7

[遅延監視変更]

[遅延監視一時変更]ダイアログボックスが表示され,ユニットの遅延監視方法を変更できます。

8

[モニタ]

[モニタ]ダイアログボックスが表示されます。

注意事項