2.3.7 その他の情報のリカバリー
その他,次に示すJP1に関連する設定情報を復旧してください。
JP1を実行するために必要な情報をリカバリーする場合に,必要な作業を次の表に示します。
- (凡例)
-
○:必須
−:対象外
- 注※
-
対象OSはLinuxだけです。
JP1を実行するために必要な情報のリカバリーは,WindowsとUNIXでは異なるため,それぞれの場合に分けて説明します。
なお,ここで説明しているもの以外に,OSやネットワークの設定,クラスタソフトの設定なども復旧してください。詳細については,OSやクラスタソフトなどのドキュメントを参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) Windowsの場合
(a) サービスのアカウントの設定
JP1/AJS3のサービスをユーザーアカウントで実行していた場合は,設定してください。
(b) トラブルシュート資料採取ツールのリカバリー
バックアップしておいたトラブルシュート資料採取ツールをリカバリーしてください。
(c) クラスタ対応ツールのリカバリー(クラスタシステムで必要な場合だけ)
バックアップしておいたクラスタ対応ツールをリカバリーしてください。また,クラスタソフトへ正しく登録されていることを確認してください。
(d) 各連携機能を使用している場合の設定
メール連携,メッセージキュー連携,JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携を使用している場合は,連携機能ごとに設定し直す必要があります。
(e) HTTP接続ジョブで使用するファイルのリカバリー
バックアップしておいたHTTP接続ジョブで使用するファイルをリカバリーしてください。
(2) UNIXの場合
(a) ログインスクリプトのリカバリー
JP1用のユーザーのログインスクリプトをリカバリーしてください。
(b) カーネルパラメーターの設定
カーネルパラメーターの値が適切な値になっていることを確認してください。
(c) トラブルシュート資料採取ツールのリカバリー
バックアップしておいたトラブルシュート資料採取ツールをリカバリーしてください。
(d) クラスタ対応ツールのリカバリー(クラスタシステムで必要な場合だけ)
バックアップしておいたクラスタ対応ツールをリカバリーしてください。また,クラスタソフトへ正しく登録されていることを確認してください。
(e) メールシステムとの連携用のユーザー作成ツールのリカバリー
メールシステムとの連携用のユーザー作成ツールをバックアップした場合は,リカバリーしてください。
(f) 各連携機能を使用している場合の設定
メール連携,メッセージキュー連携,JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携を使用している場合は,連携機能ごとに設定し直す必要があります。
(g) HTTP接続ジョブで使用するファイルのリカバリー
バックアップしておいたHTTP接続ジョブで使用するファイルをリカバリーしてください。