付録F.5 10-00の変更内容
10-00での変更点をプログラムごとに示します。
(1) JP1/AJS3 - Managerの変更内容
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IPv6アドレスでの通信をサポートした。
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JP1/AJS3の新規インストール時に,JP1/AJS3に対してスーパーユーザー権限と同等の操作権限を持つユーザー(AJS管理者)を設定できる機能を追加した。
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ジョブに定義した実行ファイルが異常終了した場合に,ジョブを自動でリトライする機能を追加した。
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待ち合わせ条件を,起動条件付きジョブネットにも設定できるようにした。また,待ち合わせ対象ユニットとして起動条件付きユニットを指定できるようにした。
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判定ジョブが正常終了した場合に,従属ジョブを再実行できるようにした。
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判定ジョブの判定条件に,背反条件や範囲条件を追加した。
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Windowsイベントログ監視ジョブで監視できるログに,Windows Server 2008で追加されたログ種別やイベント種別を追加した。
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実行間隔制御ジョブが起動条件として定義された場合に,起動条件の監視開始直後に起動条件を成立させることができるオプションを追加した。
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メール送信ジョブを使用する場合に,Outlookを使用しないでメールを送信する機能を追加した。
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Windows Server 2008でSNMPトラップを発行できるようにした。
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組み込みDB管理プロセスの体系を改善した。
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JP1/AJS3 Databaseサービスのスタートアップの種類を「手動」にして,JP1/AJS3 Database ClusterServiceサービスが作成されないようにした。
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管理者権限を持つOSユーザーにマッピングされたJP1ユーザーであっても,設定されたJP1権限レベルに従って実行権限がチェックされるオプションを追加した。
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ajsentryコマンドで確定実行登録をする場合に,期間指定できるようにした。
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jajs_setupコマンドやjajs_setup_clusterコマンドで組み込みDBを構築する際に,指定できるオプションを追加した。
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ajsembdbidlistコマンドおよびajsembdbstatusコマンドで,組み込みDBの状態を表示できるようにした。
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組み込みDBの構築の際に,組み込みDB設定ファイルを生成するようにした。ajsembdbbuildコマンドで組み込みDBを構築する場合に,この組み込みDB設定ファイルを指定することで,以前構築した組み込みDBと同じ構成の組み込みDBが構築できるようにした。
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JP1/AJS3 - Software Development Kitと連携できるようにした。
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JP1/DH - AJEと連携できるようにし,標準カスタムジョブにDHAJEWを追加した。
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次のOSをサポート対象外とした。
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Windows Server 2008(IPF)
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Windows Server 2003(IPF)
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Solaris 9(SPARC)
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Solaris 10(x64)
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Solaris 10(x86)
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Linux 5(x86)
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Linux 5(AMD/Intel 64)
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Linux 5(IPF)
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次のOSをサポート対象とした。
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Windows Server 2012
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Solaris 11(SPARC)
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(2) JP1/AJS3 - Agentの変更内容
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IPv6アドレスでの通信をサポートした。
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JP1/AJS3の新規インストール時に,JP1/AJS3に対してスーパーユーザー権限と同等の操作権限を持つユーザー(AJS管理者)を設定できる機能を追加した。
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実行間隔制御ジョブが起動条件として定義された場合に,起動条件の監視開始直後に起動条件を成立させることができるオプションを追加した。
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メール送信ジョブを使用する場合に,Outlookを使用しないでメールを送信する機能を追加した。
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Windows Server 2008でSNMPトラップを発行できるようにした。
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Windowsイベントログ監視ジョブで監視できるログに,Windows Server 2008で追加されたログ種別やイベント種別を追加した。
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次のOSをサポート対象外とした。
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Windows Server 2008(IPF)
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Windows Server 2003(IPF)
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Solaris 9(SPARC)
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Solaris 10(x64)
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Solaris 10(x86)
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Linux 5(x86)
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Linux 5(AMD/Intel 64)
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Linux 5(IPF)
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次のOSをサポート対象とした。
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Windows Server 2012
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Solaris 11(SPARC)
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(3) JP1/AJS3 - Viewの変更内容
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次のウィンドウに,リトライ情報が表示されるようにした。
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[デイリースケジュール]ウィンドウ
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[マンスリースケジュール]ウィンドウ
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[ジョブネットモニタ]ウィンドウ
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[詳細スケジュール]ダイアログボックス
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[モニタ詳細−[アイコン名]]ダイアログボックス
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[ジョブネットエディタ]ウィンドウのリストエリアに,リトライ設定の有無が表示されるようにした。
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[検索]ウィンドウで指定できる検索条件に,[リトライ設定]および[リトライ実行]を追加した。また,[検索]ウィンドウに表示される検索結果に,自動リトライに関する項目を追加した。
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[待ち合わせ条件の状態一覧]ウィンドウから[デイリースケジュール]ウィンドウおよび[マンスリースケジュール]ウィンドウを表示できるようにした。
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[待ち合わせ条件の設定一覧]ウィンドウおよび[待ち合わせ条件の状態一覧]ウィンドウに,待ち合わせ対象が起動条件付きジョブネットの場合の設定項目が表示されるようにした。
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[待ち合わせ条件の設定]ダイアログボックスに,待ち合わせ対象ユニットが起動条件付きジョブネットの場合の設定項目を追加した。
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[表示項目設定]ダイアログボックスで,[ジョブネットエディタ]ウィンドウおよび[ジョブネットモニタ]ウィンドウのリストエリアの表示項目を設定できるようにした。
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UNIXジョブ,PCジョブ,QUEUEジョブ,カスタムジョブ,およびオペレーションジョブの詳細定義に,自動リトライに関する定義項目を追加した。
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判定ジョブの判定条件に,背反条件や範囲条件を追加した。
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Windowsイベントログ監視ジョブの詳細定義の[ログ種別]および[イベントの種別]に,Windows Server 2008で追加されたログ種別やイベント種別を追加した。
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実行間隔制御ジョブの詳細定義に,起動条件の監視開始直後に起動条件を成立させるかどうかを指定する[開始直後に満了]オプションを追加した。
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ネストジョブネットのスケジュール設定で[上位のジョブネットに依存する]をチェックした場合に,定義済みのスケジュールルールが削除される前に確認メッセージを表示する機能を追加した。
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次のOSをサポート対象とした。
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Windows 8.1
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Windows 8
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Windows Server 2012
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[ジョブネットエディタ]ウィンドウおよび[ジョブネットモニタ]ウィンドウの複数起動を抑止するオプションを追加した。