21.1.5 運用プロファイルの注意事項
運用プロファイルに関する注意事項を次に示します。
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意図しないユーザーが編集したり,削除したりできないように,次のユーザーまたはアカウントに対する参照権限を設定しておいてください。
- Windowsの場合
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JP1/AJS3サービスを起動するアカウント
デフォルトでは「SYSTEM」
- UNIXの場合
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rootユーザー
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使用する文字コードは,JP1/AJS3で使用している文字コードに合わせてください。
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最大サイズは10メガバイトです。
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同一のユニットパスを複数回記述した場合は,最初に記述した内容が有効となります。
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次の行は無視されます。
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0バイトの行
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半角の空白およびタブ文字だけの行
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「#」で始まる行(コメント行として扱われます)
なお,半角の空白文字やタブ文字で始まる行のうち,半角の空白文字やタブ文字の次の文字が「#」の行も,コメント行として扱われます
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運用プロファイルの1行の最大長は,次のとおりです。
- 改行文字(LF:0x0aおよびCR:0x0d)がある行
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改行文字を含めないで2,047バイト
- 改行文字(LF:0x0aおよびCR:0x0d)がない行
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2,048バイト
最大長を超えた行がある運用プロファイルは,無効(構文エラー)になります。
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行の先頭または最後に半角の空白文字またはタブ文字がある場合,半角の空白文字やタブ文字を除いた値を使用します。
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jajs_setupコマンドで,運用プロファイルを有効にしているスケジューラーサービスの名称を変更した場合は,運用プロファイル名のスケジューラーサービス名部分を変更する必要があります。
変更しなかった場合は,名称変更後のスケジューラーサービスを起動しても,該当する運用プロファイルがないために無効になります。
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jajs_setupコマンドで,運用プロファイルを有効にしているスケジューラーサービスを削除した場合は,対応する運用プロファイルを環境設定ファイル格納フォルダから移動または削除する必要があります。
移動または削除しなかった場合は,削除したスケジューラーサービスと同じ名称のスケジューラーサービスを新規に追加したとき,残っている運用プロファイルが有効になるため意図しない動作をするおそれがあります。
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jajs_setup_clusterコマンドを実行すると,物理ホストにある運用プロファイルが論理ホストにコピーされます。必要に応じて削除してください。