20.6.1 イベント・アクション制御の環境設定パラメーター一覧
イベントジョブ起動に関する環境は,マネージャー環境(JP1/AJS3 - Manager)で設定する作業と,エージェント環境(JP1/AJS3 - Agent)で設定する作業があります。
マネージャー環境(JP1/AJS3 - Manager)およびエージェント環境(JP1/AJS3 - Agent)で設定する,イベント・アクション制御の環境設定パラメーター一覧を示します。
WindowsまたはUNIXで設定が必要なものは,対象OSの欄を参照してください。マネージャー環境(JP1/AJS3 - Manager)およびエージェント環境(JP1/AJS3 - Agent)で設定が必要なものは,対象製品の欄を参照してください。
項番 |
定義キー |
環境設定パラメーター |
定義内容 |
対象OS |
対象製品 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AOMMANAGER]※1 |
待機情報ファイル出力ディレクトリ名(マネージャープロセスの設定) |
Windows UNIX |
M |
|
2 |
[JP1_DEFAULT\JP1AOMMANAGER]※2 |
エージェントホストの名前解決オプション |
Windows UNIX |
M |
|
3 |
|
ファイル更新モード |
Windows UNIX |
M |
|
4 |
引き継ぎ情報における「"(ダブルクォーテーションマーク)」有効オプション |
Windows UNIX |
M |
||
5 |
"DNSEstablish"= |
イベントジョブを使用してDNS運用時にFQDN形式で運用するための定義 |
Windows UNIX |
M |
|
6 |
マネージャーホスト名固定化オプション |
Windows UNIX |
M |
||
7 |
|
イベントジョブ実行継続オプション |
Windows UNIX |
M |
|
8 |
閉塞状態のイベントジョブを監視する期間 |
Windows UNIX |
M |
||
9 |
未通知情報再送間隔一定化オプション |
Windows UNIX |
M |
||
10 |
未通知情報の再送間隔の設定 |
Windows UNIX |
M |
||
11 |
未通知情報の再送回数の設定 |
Windows UNIX |
M |
||
12 |
|
送信バインド方式の動作設定 |
Windows UNIX |
M,A |
|
13 |
|
名前解決に使用するエージェントホスト情報の変更オプション |
Windows UNIX |
M,A |
|
14 |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AOMAGENT]※1 |
待機情報ファイル出力ディレクトリ名(エージェントプロセスの設定) |
Windows UNIX |
M,A |
|
15 |
"EvjobInfFile"= |
イベントジョブ情報引き継ぎディレクトリ名 |
Windows UNIX |
M,A |
|
16 |
フェールオーバー時の情報引き継ぎ |
Windows UNIX |
M,A |
||
17 |
シャットダウン時の情報引き継ぎ方法 |
Windows UNIX |
M,A |
||
18 |
ファイル監視ジョブの情報の引き継ぎ |
Windows UNIX |
M,A |
||
19 |
ファイル更新モード |
Windows UNIX |
M,A |
||
20 |
"EVProcessHA"= |
詳細プロセス終了時オプション |
Windows UNIX |
M,A |
|
21 |
イベント順序保証オプション |
Windows UNIX |
M,A |
||
22 |
起動通知の送信に失敗した場合に起動通知の再送を行うための定義 |
Windows UNIX |
M,A |
||
23 |
イベント・アクション制御マネージャー,イベント・アクション制御エージェント間の通信接続タイムアウト時間 |
Windows UNIX |
M,A |
||
24 |
未通知情報の再送間隔の設定 |
Windows UNIX |
M,A |
||
25 |
未通知情報の再送回数の設定 |
Windows UNIX |
M,A |
||
26 |
FQDN形式のイベントサーバ名 |
Windows UNIX |
M,A |
||
27 |
イベント・アクション制御のプロセス間通信で,FQDN形式の自ホスト名を使用するための設定 |
Windows UNIX |
M,A |
||
28 |
[JP1_DEFAULT\JP1AOMAGENT]※2 |
"RecvTimeout"= |
イベントジョブのソケット通信時のデータ到着待ちタイムアウト化オプション |
Windows UNIX |
M,A |
- (凡例)
-
M:JP1/AJS3 - Manager
A:JP1/AJS3 - Agent
- 注※1
-
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
- 注※2
-
このパラメーターの設定は,物理ホストおよびすべての論理ホストに対して有効です。
詳細の記載がないパラメーターは保守用のパラメーターです。値は変更しないでください。