15.2.4 ジョブの標準出力と標準エラー出力を同時に確認する設定
JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスに表示される内容は,ジョブが標準エラー出力に出力した内容です。ジョブが標準出力に出力した内容も同時に[実行結果詳細]ダイアログボックスで確認するためには,次の設定が必要です。
- PCジョブ,UNIXジョブ,およびHTTP接続ジョブの場合
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[詳細定義−[PC Job]]ダイアログボックス,[詳細定義−[UNIX Job]]ダイアログボックス,または[詳細定義−[HTTP接続ジョブ]]ダイアログボックスの[標準出力ファイル名]と[標準エラー出力ファイル名]に同じファイル名を指定します。
- 注意事項
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PCジョブ,UNIXジョブの場合に,[標準出力ファイル名]と[標準エラー出力ファイル名]に同じファイル名を指定するときは,追加書きオプションの設定を合わせてください。片方が新規作成で,もう片方を追加書きに設定した定義のジョブを実行すると,次のメッセージを統合トレースログに出力して,ジョブの状態が起動失敗となります。
・ジョブの実行先サービスに[標準]を指定している場合
KAVU0201-E パラメーターに誤りがあります
・ジョブの実行先サービスに[キューレス]を指定している場合(キューレスジョブの場合)
KAVS1846-E ジョブ定義文(ジョブ名)に誤りがあります
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キューレスジョブに同一ファイル名を指定した場合,標準出力と標準エラー出力にジョブが出力する内容はいったん一時ファイルに保存されるため,ジョブの実行中は,指定したファイルが更新されません。ジョブが終了した時点で更新されます。
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