14.2.2 jbssetcnfコマンドを使用した環境設定パラメーターの設定手順
変更する環境設定パラメーターの定義内容を記述した設定ファイルを作成して,jbssetcnfコマンドを使用して共通定義情報へ登録する手順を,次に示します。
-
JP1/AJS3のサービスを停止する。
次のコマンドを実行して,プロセスがすべて停止していることを確認します。
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※ # /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
- 注※
-
自動停止の設定がされていることを確認します。
-
変更用の設定ファイルを作成する。
viなどのエディターで,変更や追加が必要な環境設定パラメーターを記述した変更用の設定ファイルを作成します。
設定ファイルのファイル名は任意です。
例えば,次の環境設定パラメーターを定義するとします。
定義キー
環境設定パラメーター
設定値
[JP1_DEFAULT\JP1AJSMANAGER\AJSROOT1]
"LOGSIZE"=
00002800(16進数)
"AJSLOG"=
"all"
記述例を次に示します。
[JP1_DEFAULT\JP1AJSMANAGER\AJSROOT1] "LOGSIZE"=dword:00002800 "AJSLOG"="all"
-
設定ファイルを保存する。
-
共通定義情報に登録する。
次のコマンドを実行して,変更または追加した環境設定パラメーターの内容を共通定義情報に登録します。
jbssetcnf 設定ファイル名
jbssetcnfコマンドのパスは,「/opt/jp1base/bin/jbssetcnf」です。
-
JP1/AJS3を再起動する。
登録した環境設定パラメーターの内容がJP1/AJS3に反映されます。