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JP1 Version 11 JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編)


付録C.4 受信ヘッダー格納ファイル

受信ヘッダー格納ファイルには,Web APIから取得した受信データのHTTPヘッダー部分が記述されます。受信ヘッダー格納ファイルは,HTTP接続ジョブが自動で作成するファイルです。ファイルへの記述形式は呼び出すWeb APIの仕様によって異なります。

ファイルの内容にセキュリティ情報が含まれる場合は,ユーザー責任で管理するようにしてください。

受信ヘッダー格納ファイルの仕様を次の表に示します。

表C‒4 受信ヘッダー格納ファイルの仕様

項番

項目

説明

1

権限

ファイルを作成するフォルダに,ジョブ実行ユーザーのファイル作成権限が必要

作成されるファイルの権限は次のとおりです。

Windowsの場合

所有者:ジョブ実行ユーザー

Linuxの場合

パーミッション:644

オーナー:ジョブ実行ユーザー

グループ:ジョブ実行ユーザーの所属グループ

2

文字コード

呼び出すWeb APIの仕様に依存

3

最大サイズ

上限なし

HTTP接続ジョブの定義項目の受信データ格納方式で,ヘッダーとボディを同じファイルに出力すると指定した場合,受信データのボディ部分も受信ヘッダー格納ファイルに記述されます。