10.1 プランニンググループを使用したルートジョブネットの計画切り替え
プランニンググループとは,スケジュールの異なる複数のルートジョブネットをグループとしてまとめて一つのジョブネットのように扱う機能です。プランニンググループを使用すると,運用中に定義を変更することもできます。
プランニンググループは,次のような運用をする場合に使います。
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将来,ジョブネットの定義内容の変更が予想されるが,運用を止めないで定義内容を変更したい。
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変更を加えたジョブネットを事前に定義しておき,ある時点から変更したジョブネットに運用を切り替えたい。
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関連する複数のジョブネットに対して,一つのジョブネットのように多重起動やスケジュールスキップ機能を使いたい。
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関連する複数のジョブネットを切り替えながら実行し,異常終了や警告終了が起きた場合,次回の実行を保留させたい。
具体的な定義構成例については,「10.1.1(4) プランニンググループの定義構成例」を参照してください。
- 〈この節の構成〉