2.3.5 JP1/AJS3 - Managerをセットアップする
エージェントホストでジョブを実行させるには,JP1/AJS3 - Managerに実行エージェントを登録し,JP1/AJS3 - Managerが実行エージェントにジョブの実行を依頼できるようにする必要があります。
前提条件
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マネージャーホストにはスーパーユーザーでログインするか,またはsuコマンドでユーザーをスーパーユーザーに変更してください。
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マネージャーホストにログインするOSユーザーには,JP1_JPQ_Admin権限を持ったJP1ユーザーをマッピングしておいてください。
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マネージャーホストにログインするOSユーザー名と,そのOSユーザーにマッピングしたJP1ユーザー名が異なる場合は,環境変数JP1_USERNAMEにJP1ユーザー名を設定してください。
操作手順
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ajsagtaddコマンドを実行する。
ajsagtaddコマンドは,実行エージェントを追加するためのコマンドです。実行例を次に示します。
ajsagtadd -a AGT01 -c 00:00-00:00=5
それぞれの引数および指定内容について説明します。
- -a 追加する実行エージェント名
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追加する実行エージェント名を指定します。
- -c 時刻-時刻=ジョブ実行多重度
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ジョブ実行多重度を指定する時間帯と,その時間帯のジョブ実行多重度を指定します。ジョブ実行多重度とは,同時に実行できるジョブ数のことです。ここでの指定内容は,0時から翌日の0時までエージェントホストで同時に実行できるジョブ数を5にする,ということを意味します。
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ajsagtshowコマンドを実行する。
ajsagtshowコマンドは,実行エージェントの情報を出力するためのコマンドです。実行例を次に示します。
ajsagtshow -a AGT01
引数および指定内容について説明します。
- -a 追加した実行エージェント名
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指定した実行エージェントの情報を出力します。
ajsagtshowコマンドを実行すると,次のように表示されます。
KNAC1101-I エージェント管理の情報の出力を開始します HOSTNAME:MAN01 AGENT STATUS HOST CON-EXE QUE JOB EVENT DESCRIPTION --------- ------ ---------- ------- ----- ----- ----- -------------- AGT01 Ef AGT01 5 0 0 0 KNAC1102-I エージェント管理の情報の出力を終了します
操作結果
JP1/AJS3 - Managerに実行エージェントが追加されました。
次の作業
エージェントホストを構築します。
関連項目