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JP1 Version 11 JP1/Automatic Operation メッセージ


KNAE04533-E

{0}サーバの初期化に失敗しました。

次のことを確認してください。

・{1}で使用するポート番号がほかのプログラムで使用されていないか。

・仮想メモリーの容量が十分確保されているか。

・hcmds64chgurl {2}コマンドを実行すると,URLに{3}が表示されるか。

・管理サーバ上でホスト名が名前解決できるか。

[原因]

次の要因が考えられます。

・{1}で使用するポート番号が,管理サーバ上のほかのプログラムで使用されている。

・管理サーバの仮想メモリーの容量が不足している。

・{1}のURLの設定が誤っている。

・管理サーバの名前解決の設定に問題がある。

[対処]

要因に応じて,次の対処をしてください。

・{1}で使用するポート番号がほかのプログラムで使用されている場合

ポート番号が重複しているプログラムを同時に使用しないでください。または,ポート番号を変更してください。

ポート番号によっては,{1}の設定を変更することで解決できます。{1}が使用するポート番号については,マニュアルを参照してください。

・仮想メモリーの容量が不足している場合

仮想メモリーの容量を確保してください。

・URLの設定が誤っている場合

hcmds64chgurlコマンドにprintオプションを指定すると表示されるURLに,管理サーバのホスト名(IPアドレス)が設定されていることを確認してください。

設定されていない場合は,hcmds64chgurlコマンドにchangeオプションを指定して,URLを変更してください。hcmds64chgurlコマンドについては,マニュアルを参照してください。

・名前解決の設定に問題がある場合

管理サーバのホストとローカルホストが,管理サーバ上で正しく名前解決できることを確認してください。クラスタ運用している場合は,論理ホスト名についても確認してください。

0:<サーバ名>(共通コンポーネント)

1:製品名

2:<コマンドオプション>(print)

3:<ホスト名(IPアドレス)のタイプ>(非クラスタ運用の場合:管理サーバのホスト名(IPアドレス),クラスタ運用の場合:論理ホスト名)