8.3.2 サービステンプレートをデバッグする流れ
ビルドに成功したら,サービステンプレートをデバッグして,フローや部品の問題点を摘出します。
サービステンプレートをデバッグする流れを次に示します。
サービステンプレートに含まれるコンポーネントをすべて実行しても問題ない場合,まずは,ステップごとに中断しないで,デバッグタスクを実行します。
フローの遷移や部品の処理に問題点がないかを確認します。
サービステンプレートに実行したくないコンポーネントが含まれている場合は,手順1を実行しないで,手順2から実行してください。
フローの遷移や部品の処理に問題点が摘出されたら,次は,ステップごとに中断しながらデバッグを実行して,問題点の個所や内容を特定します。任意のステップにブレークポイントを設定することもできます。必要に応じて,入力プロパティや出力プロパティの値を変更して,動作を確認します。[Service Builder Debug]画面の[再実行]プルダウンメニューで,デバッグを何度でも実行できます。
[Service Builder Edit]画面で,サービステンプレートを修正します。
再度サービステンプレートをビルドし,デバッグします。1~4の流れを,すべての問題点が解消されるまで繰り返します。
すべての問題点が解消されたことを確認し,デバッグを終了します。
- ヒント
一度デバッグタスクを実行したあと,サービステンプレートを修正しないで再度デバッグする場合,ビルドは必要ありません。