4.4 サービスを実行する手順
サービスを実行すると,即時または定義したスケジュールに従って,サービステンプレートに定義した自動処理が実行されます。この操作は,操作画面またはコマンドで実行できます。
操作できる権限およびロール:
サービスの状態が「リリース」の場合
Adminロール,Developロール,Modifyロール,またはSubmitロールを持つユーザー※
サービスの状態が「テスト」または「メンテナンス」の場合
Adminロール,Developロール,またはModifyロールを持つユーザー※
サービスの状態が「デバッグ」の場合
AdminロールまたはDevelopロールを持つユーザー
注※ コマンドから操作する場合は,さらにOSのAdministrators権限またはroot権限が必要です。
操作画面からサービスを実行するには:
[サービス]画面を表示します。
[サービス]エリアから実行したいサービスを1つ選択して[実行]ボタンをクリックします。
[サービス実行]画面の[ナビゲーション]エリアの表示に従って,プロパティ情報とタスク情報を設定します。
図4‒4 [サービス実行]画面(タスク設定) プロパティ情報に設定する項目は,サービステンプレートによって異なります。詳細は,マニュアル「JP1/AO サービステンプレートリファレンス」の各サービステンプレートのトピックを参照してください。
タスク情報として設定する項目は次のとおりです。
表4‒3 タスク設定の設定項目 項目
説明
タスク名
タスク名を入力します。
説明
タスクの説明を入力します。
スケジュール種別
タスクの実行スケジュールを指定します。即時実行,指定日時実行,定期実行の中から選択します。
実行日時
スケジュール種別で「指定日時実行」を選択した場合,実行日時を指定します。
実行開始日
スケジュール種別で「定期実行」を選択した場合,実行開始日を指定します。
実行開始時刻
スケジュール種別で「定期実行」を選択した場合,実行開始時刻を指定します。
実行間隔
スケジュール種別で「定期実行」を選択した場合,実行間隔を指定します。毎日,毎週,毎月の中から選択します。
- ヒント
[インポート]ボタンをクリックすると,指定したプロパティファイルの定義内容に基づいてプロパティ値が一括で設定されます。
[エクスポート]ボタンをクリックすると,プロパティ情報に設定されている値がプロパティファイルとして出力されます。
[実行]ボタンまたは[実行後[タスク]画面に移動]ボタンをクリックします。
コマンドからサービスを実行するには:
submittaskコマンドを実行してください。
操作結果:
タスクが生成され,即時または定義したスケジュールに従って自動処理が実行されます。また,[タスク]タブのタスク一覧にタスクが追加されます。[実行後[タスク]画面に移動]ボタンをクリックした場合は,サービス実行後に[タスク]画面が表示されます。