6.2 バージョンアップインストールの事前作業(バージョン10から11へバージョンアップする場合)
Windowsで,JP1/AOをバージョン10から11へバージョンアップする場合,インストールする前に次の作業を行ってください。
- 重要
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バージョンが10-02以前のJP1/AOからバージョンアップインストールする場合,10-02以前の環境で作成したサービステンプレートがあるときはJP1/AJS3 - Viewをアンインストールしないでください。サービステンプレートエディタへの移行で使用する場合があります。
事前作業
バージョンアップ中に失敗したときのために,環境をバックアップしてください。JP1/AOをバージョン10から11へバージョンアップする場合,バージョン10以前のデータに戻せません。バージョンアップ中に失敗した場合は,バージョン10以前のJP1/AOを新規インストールして,バックアップデータをリストアしてください。
バージョン10以前のJP1/AOを運用中,ポート番号をデフォルトから変更している場合は,変更後の値をメモなどに保持してください。バージョン11にバージョンアップすると,ポート番号はデフォルト値(22015)に変更されます。バージョンアップ後,メモした番号に再設定してください。
JP1/AOのポート番号として,バージョン10以前のデフォルト値(23015)を使用しなくなる場合,ファイアウォールの例外登録を解除する必要があります。また,バージョン11以降のポート番号を,デフォルト値(22015)から変更する場合は,ファイアウォールの設定を見直してください。
https接続を有効にしている場合は,秘密鍵ファイルおよびSSLサーバ証明書ファイルを,手動でバックアップしておいてください。バージョンアップ後,再度,https接続を設定してください。
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バージョン11.1以降にバージョンアップすると,JP1イベントの通知が「送信しない」(false)に変更されます。バージョンアップ後,JP1イベント通知を使用する場合は,「送信する」(true)に変更してください。