Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Extensible SNMP Agent


構成定義ファイル(naa.cnf)

〈このページの構成〉

形式

read オブジェクトID
 
write オブジェクトID
 
readcomm コミュニティ名
 
writecomm コミュニティ名

説明

次の設定を定義します。

naa.cnfは,ネイティブエージェントアダプターの起動時に読み込まれます。ネイティブエージェントから取得するMIBグループは,naa.cnfによって決定されます。NNMまたはNNMiからnaa.cnfに定義したMIBオブジェクトについてのSNMP要求が送信されます。

格納場所

Solaris,AIXおよびLinuxの場合:/etc/srconf/agt/naa.cnf

記述内容

read オブジェクトID

ネイティブエージェントのMIBオブジェクトの登録で,読み取り専用MIBオブジェクトを追加します。

MIBのサブツリー,または個別のMIBオブジェクトを読み取り専用として設定するには,readタグの定義行を追加します。

オブジェクトIDは,MIBのサブツリー,または個別のMIBオブジェクトのオブジェクト識別子です。オブジェクトIDは,数値形式で指定します。オブジェクトの名称は使用できません。オブジェクトIDに接尾辞を指定してもエラーにはなりません。なお,オブジェクトIDの最初の「.(ドット)」は指定しないでください。

  • オブジェクトID:デフォルトでnaa.cnfに定義されているMIBのオブジェクトIDを次の表に示します。

write オブジェクトID

ネイティブエージェントのMIBオブジェクトの登録で,読み書き可能MIBオブジェクトを追加します。

個別のMIBオブジェクトを読み書き可能として設定するには,writeタグの定義行を追加します。

オブジェクトIDは,個別のMIBオブジェクトのオブジェクト識別子です。オブジェクトIDは,数値形式で指定します。オブジェクトの名称は使用できません。また,オブジェクトIDに接尾辞を指定してもエラーにはなりません。なお,オブジェクトIDの最初の「.(ドット)」は指定しないでください。

MIBのサブツリーを読み書き可能として登録することもできますが,この方法は使用しません。

  • オブジェクトID:デフォルトでnaa.cnfに定義されているMIBのオブジェクトIDを次の表に示します。

    表6‒2 naa.cnf定義ファイルにデフォルトで定義されているMIBオブジェクトID

    MIBオブジェクトID

    read/write

    適用OS

    Solaris

    AIX

    Linux

    .1.3.6.1.2.1.2

    read

    ○

    ○

    ○

    .1.3.6.1.2.1.3

    read

    ○

    ○

    ○

    .1.3.6.1.2.1.4

    read

    ○

    ○

    ○

    .1.3.6.1.2.1.5

    read

    ○

    ○

    ○

    .1.3.6.1.2.1.6

    read

    ○

    ○

    ○

    .1.3.6.1.2.1.7

    read

    ○

    ○

    ○

    .1.3.6.1.2.1.10

    read

    −

    ○

    −

    .1.3.6.1.2.1.12

    read

    −

    ○

    −

    .1.3.6.1.2.1.25

    read

    −※

    ○

    ○

    .1.3.6.1.2.1.31

    read

    −

    −

    ○

    .1.3.6.1.2.1.55

    read

    −

    −

    ○

    .1.3.6.1.4.1.2

    read

    −

    ○

    −

    .1.3.6.1.4.1.4

    read

    −

    ○

    −

    .1.3.6.1.4.1.42

    read

    ○

    −

    −

    .1.3.6.1.4.1.2021

    read

    −※

    −

    ○

    (凡例)

    ○:定義あり。

    −:定義なし。

    注※

    ネイティブエージェントから「.1.3.6.1.2.1.25」と「.1.3.6.1.4.1.2021」グループのMIBを取得する必要がある場合はnaa.cnf定義ファイルにデフォルトで定義されているMIBオブジェクトに追加してください。

readcomm コミュニティ名

ネイティブエージェントのGETリクエストで使用するコミュニティ名を指定します。

ネイティブエージェントアダプターがネイティブエージェントに対して送信するGETリクエスト中のコミュニティ名(デフォルトは「public」)を設定するには,readcommタグの定義行を追加します。

ネイティブエージェントのgetコミュニティ名と一致させてください。

GETリクエストで使用するコミュニティ名を指定する場合の注意事項を次に示します。

  • readcommタグとコミュニティ名の間には半角スペースを1文字挿入してください。

  • コミュニティ名の最大長は60文字です。

  • naa.cnf定義ファイル内でreadcommタグは1個だけ指定してください。

  • readcommタグを使用する場合,naaagtプロセスの-readcommオプションは指定しないでください。

writecomm コミュニティ名

ネイティブエージェントのSETリクエストで使用するコミュニティ名を指定します。

ネイティブエージェントアダプターがネイティブエージェントに対して送信するSETリクエスト中のコミュニティ名(デフォルトは「public」)を設定するには,writecommタグの定義行を追加します。

ネイティブエージェントのsetコミュニティ名と一致させてください。

SETリクエストで使用するコミュニティ名を指定する場合の注意事項を次に示します。

  • writecommタグとコミュニティ名の間には半角スペースを1文字挿入してください。

  • コミュニティ名の最大長は60文字です。

  • naa.cnf定義ファイル内でwritecommタグは1個だけ指定してください。

  • writecommタグを使用する場合,naaagtプロセスの-writecommオプションは指定しないでください。

注意事項

定義例