付録J.3 APMが発行するイベント
APMが発行するイベントについて説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 起動・停止イベント
APMが起動,または停止した場合にSSOにイベントを通知します。APMの起動・停止イベントの内容を,次の表に示します。
項目 |
内容 |
---|---|
enterprise |
1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 |
agent address |
APMのIPアドレス |
generic trap |
enterpriseSpecific(6) |
specific trap |
1000003〜1000004 |
time stamp |
0 |
variable bindings |
$1:監視サーバのIPアドレス※ |
また,NNMのイベント・データベースに出力されるAPMの起動・停止イベントの内容を,次の表に示します。
specific trap |
重大度 |
メッセージ |
---|---|---|
1000003 |
正常域 |
JP1/SSO - Agent for Processが起動しました。 |
1000004 |
注意域 |
JP1/SSO - Agent for Processが停止しました。 |
(2) プロセスの状態変更イベント
APMが監視しているプロセスの状態が変化した場合にSSOにイベントを通知します。プロセスの状態変更イベントには,親プロセスの状態変更イベントと,子プロセスの状態変更イベントがあります。SSOは,これらのイベントを基に,プロセスやアプリケーションの状態を決定します。親プロセスの状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
項目 |
内容 |
---|---|
enterprise |
1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 |
agent address |
APMのIPアドレス |
generic trap |
enterpriseSpecific(6) |
specific trap |
1000005〜1000007 |
time stamp |
0 |
variable bindings |
$1:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $2:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $3:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $4:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $5:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $6:監視サーバのIPアドレス※ |
次に,子プロセスの状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
項目 |
内容 |
---|---|
enterprise |
1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 |
agent address |
APMのIPアドレス |
generic trap |
enterpriseSpecific(6) |
specific trap |
1000009〜1000011 |
time stamp |
0 |
variable bindings |
$1:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $2:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $3:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $4:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $5:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名 $6:監視サーバのIPアドレス※ |
また,NNMのイベント・データベースに出力されるプロセス状態変更イベントの内容を示します。
specific trap |
重大度 |
メッセージ |
---|---|---|
1000005 |
正常域 |
監視プロセスが起動しました。プロセス名 : $* |
1000006 |
正常域 |
監視プロセスが停止しました。プロセス名 : $* |
1000007 |
正常域 |
監視プロセスがゾンビ状態になりました。プロセス名 : $* |
次に,NNMのイベント・データベースに出力される子プロセス状態変更イベントの内容を示します。
specific trap |
重大度 |
メッセージ |
---|---|---|
1000009 |
正常域 |
監視プロセスの子プロセスが起動しました。プロセス名 : $* |
1000010 |
正常域 |
監視プロセスの子プロセスが停止しました。プロセス名 : $* |
1000011 |
正常域 |
監視プロセスの子プロセスがゾンビ状態になりました。プロセス名 : $* |
(3) サービス状態変更イベント
APMが監視しているサービスの状態が変化した場合にSSOにイベントを通知します。サービス状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
項目 |
内容 |
---|---|
enterprise |
1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 |
agent address |
APMのIPアドレス |
generic trap |
enterpriseSpecific(6) |
specific trap |
1000016〜1000023 |
time stamp |
0 |
variable bindings |
$1:サービス名,監視モード $2:監視サーバのIPアドレス※ |
また,NNMのイベント・データベースに出力されるサービス状態変更イベントの内容を示します。
specific trap |
重大度 |
メッセージ |
---|---|---|
1000016 |
正常域 |
監視サービスが起動しました。サービス名:$* |
1000017 |
正常域 |
監視サービスが停止しました。サービス名:$* |
1000018 |
正常域 |
監視サービスが中断しました。サービス名:$* |
1000019 |
正常域 |
監視サービスが起動処理中になりました。サービス名:$* |
1000020 |
正常域 |
監視サービスが停止処理中になりました。サービス名:$* |
1000021 |
正常域 |
監視サービスが中断処理中になりました。サービス名:$* |
1000022 |
正常域 |
監視サービスが再開処理中になりました。サービス名:$* |
1000023 |
正常域 |
指定したサービスは存在しません。サービス名:$* |
(4) プロセス状態の確認終了イベント
プロセス状態の監視をすべて終了した場合にSSOにイベントを通知します。プロセス状態の確認終了イベントの内容を,次の表に示します。
項目 |
内容 |
---|---|
enterprise |
1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 |
agent address |
APMのIPアドレス |
generic trap |
enterpriseSpecific(6) |
specific trap |
1000008 |
time stamp |
0 |
variable bindings |
$1:監視状態 $2:監視サーバのIPアドレス※ |
また,NNMのイベント・データベースに出力されるプロセス状態確認終了イベントの内容を,次の表に示します。
specific trap |
重大度 |
メッセージ |
---|---|---|
1000008 |
正常域 |
監視プロセスの状態確認が終了しました。$* |
(5) 監視間隔変更イベント
APMの監視間隔が変更された場合にSSOにイベントを通知します。監視間隔変更イベントの内容を,次の表に示します。
項目 |
内容 |
---|---|
enterprise |
1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 |
agent address |
APMのIPアドレス |
generic trap |
enterpriseSpecific(6) |
specific trap |
1000012 |
time stamp |
0 |
variable bindings |
$1:変更後の監視間隔 $2:監視サーバのIPアドレス※ |
また,NNMのイベント・データベースに出力される監視間隔変更イベントの内容を,次の表に示します。
specific trap |
重大度 |
メッセージ |
---|---|---|
1000012 |
正常域 |
JP1/SSO - Agent for Processの監視間隔が$1分に変更されました。$* |
(6) 監視の開始・停止イベント
APMがプロセスの監視を開始,停止または中断した場合にSSOにイベントを通知します。監視の開始・停止イベントの内容を,次の表に示します。
項目 |
内容 |
---|---|
enterprise |
1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 |
agent address |
APMのIPアドレス |
generic trap |
enterpriseSpecific(6) |
specific trap |
1000013〜1000015 |
time stamp |
0 |
variable bindings |
$1:監視サーバのIPアドレス※ |
また,NNMのイベント・データベースに出力される監視の開始・停止イベントの内容を,次の表に示します。
specific trap |
重大度 |
メッセージ |
---|---|---|
1000013 |
正常域 |
JP1/SSO - Agent for Processがプロセス監視を開始しました。$* |
1000014 |
正常域 |
JP1/SSO - Agent for Processがプロセス監視を停止しました。$* |
1000015 |
正常域 |
JP1/SSO - Agent for Processがプロセス監視を中断しました。$* |