7.4.3 プロキシ定義ファイル(apmproxy.conf)
イベントのあて先にプロキシサーバなどのIPアドレスを定義します。定義したプロキシサーバなどを経由し,イベントを監視マネージャに通知します。このファイルは,次の環境の場合に定義します。
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APMとSSOの間にNATが存在する環境
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セグメントによって通信できるIPアドレスが異なる環境
なお,このファイルを変更した場合は,次のどちらかの処理を実行してください。
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apmchgコマンドの-pオプションを指定して再読み込みを実行する。
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APMを再起動する。
APMが起動イベントを通知するホストの定義には,次に示す優先順位があります。
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プロキシ定義ファイル(apmproxy.conf)
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起動イベントあて先定義ファイル(apmdest.conf)
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/etc/SnmpAgent.d/snmpd.confまたは"SNMP Service"サービスのあて先
(1) 書式
プロキシ定義ファイルには,プロキシサーバなどのIPアドレスと監視マネージャのIPアドレスを「;(セミコロン)」で区切って記述します。なお,コメント行以外でも,「#(シャープ)」以降はコメントと見なします。
プロキシ定義ファイルの書式を,次に示します。
(2) 定義内容
項目 |
説明 |
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プロキシサーバなどのIPアドレス |
プロキシサーバなどのIPアドレス,またはホスト名を255バイト以内で記述します。 |
監視マネージャのIPアドレス |
プロキシサーバなどを経由して通知する監視マネージャのIPアドレス,またはホスト名を255バイト以内で記述します。通知先の監視マネージャが複数ある場合は,すべての監視マネージャのIPアドレスを定義してください。 |
(3) 定義例
プロキシ定義ファイルの定義例を次に示します。