7.3.22 ssorptd動作定義ファイル(ssorptd.def)
ssorptd動作定義ファイルには,ssorptdデーモンプロセスの動作を定義します。この定義ファイルの内容を変更した場合,次のどちらかを実行して変更した内容を有効にしてください。
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ssorptd -rコマンドを実行する。
ただし,変更したキーによっては有効にならないものがあります。
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ssorptdデーモンプロセスを再起動する。
(1) 書式
ssorptd動作定義ファイルの書式を次に示します。
ssorptd動作定義ファイルを記述する場合の注意事項を次に示します。
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ファイル内に同じ項目に対する定義がある場合,あとに記述されている定義を有効とし,先に記述されている定義は無視します。
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キーの指定を省略する場合は,その行全体を省略してください。
(2) 定義内容
ssorptd動作定義ファイルの定義内容を,次の表に示します。
キー名 |
値 |
---|---|
max-logfile-size: 《4》((1〜32メガバイト)) |
一つのログファイルの最大サイズを指定します。 |
logfile-num: 《3》((1〜10面)) |
ログファイルの面数を指定します。 |
trace: 《off》 |
障害発生時の調査用としてトレースファイルを出力するかどうかを設定します。出力する場合は「on」,出力しない場合は「off」を指定します。 |
max-tracefile-size: 《4》((1〜32メガバイト)) |
一つのトレースファイルの最大サイズを指定します。 |
tracefile-num: 《3》((1〜10面)) |
トレースファイルの面数を指定します。 |
max-client: 《2》((1〜99)) |
レポート設定ウィンドウおよびレポートコマンド(ssodemandrpt)からの接続に対して,ssorptdデーモンプロセスが許可する同時接続の上限数,すなわちレポート設定ウィンドウおよびレポートコマンド(ssodemandrpt)を合わせての同時起動上限数を指定します。ただし,指定値のうち一つはレポート設定ウィンドウ用として常に確保されます。また,レポート設定ウィンドウは,この値に関係なく同時に二つ以上起動することはできません。 |
max-data:※2 《20》((1〜64)) |
レポート定義ファイルごとのレポート条件の最大数を指定します。
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default-disp-address: 《none》 |
レポート条件追加ウィザードで,「ホスト名(IPアドレス)」の形式で表示される収集サーバのIPアドレスを指定します。 ssocolmng動作定義ファイルのchange-my-address:キーと同じ値を指定してください。 |
exponential-notation: 《on》 |
HTML形式のレポートファイルでの各種グラフ(折れ線グラフ,ヒストグラム,集合縦棒グラフ,および積み上げ縦棒グラフ)の縦軸ならびに横軸の目盛表示について,値が1,000,000以上となる目盛値の表示形式を,「整数表示または小数表示」と「指数表示」から選択できます。 「on」を指定した場合,指数表示になります。 「off」を指定した場合,整数表示または小数表示になります。 なお,目盛値が1,000,000未満の場合,このキーの設定に関係なく,整数表示または小数表示となります。
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