7.3.18 しきい値定義ファイル(ssothreshold.conf)
しきい値監視をする場合の,固定しきい値の初期値を定義します。製品が提供する初期値一覧は「付録I しきい値定義ファイルの初期値一覧」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 書式
しきい値定義ファイルの書式を次に示します。
(2) リソースに関する定義内容
キー名 |
値 |
---|---|
rsc_id |
リソースIDを記述します※1。 |
threshold_monitoring 《N※2》 |
全サブリソースに対する収集データのしきい値チェックの有無をYまたはNで記述します。 |
リソースに関する定義の注意事項を次に示します。
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定義するリソースの数だけ繰り返し記述してください。
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「threshold_monitoring」を省略する場合は,キー名を含めて省略してください。
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一つのリソースの定義内に「threshold_monitoring」を複数定義した場合は,先に記述されている定義が有効となり,後に記述されている定義は無効となります。
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一つの定義ファイル内のリソースに関する定義で,「rsc_id」の値が同じ定義が複数ある場合,先に記述されている定義が有効となり,後に記述されている定義は無効となります。
(3) サブリソースに関する定義内容
キー名 |
値 |
---|---|
threshold_submonitoring 《N※》 |
サブリソースごとの収集データのしきい値チェックの有無をYまたはNで記述します。threshold_monitoringが定義されていてもこのキーによる定義が優先されます。 |
threshold ((0,±1.00×10-2〜±1.7976931348623157×10127の整数または浮動小数点(倍精度実数))) |
警戒しきい値,および危険しきい値を指定します。しきい値の間は「;(セミコロン)」で区切ってください。 |
threshold_OVER 《1;1》((1〜99)) |
警戒しきい値,および危険しきい値の連続超過回数を指定します。連続超過回数の間は「;(セミコロン)」で区切ってください。 |
サブリソースに関する定義の注意事項を次に示します。
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該当するリソースに関する定義に続けて,定義するサブリソースの数だけ繰り返し記述してください。
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「threshold」を省略する場合は,値の記述だけを省略し,キー名と「=(イコール)」は必ず記述してください。「threshold_submonitoring」,「threshold_OVER」を省略する場合は,キー名を含めて省略してください。
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一つのサブリソースの定義内に「threshold_submonitoring」,「threshold_OVER」を複数定義した場合,先に記述されている定義が有効となり,後に記述されている定義は無効となります。
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一つのリソースに関する定義内のサブリソースに関する定義で,指定したサブリソースの個数を超える定義がある場合は,サブリソースの個数までの定義が有効となり,それを超える定義は無効となります。
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一つのリソースに関する定義内のサブリソースに関する定義で,指定したサブリソースの個数よりも定義の数が不足している場合,不足している定義は省略されたものと見なします。
(4) 定義例
しきい値定義ファイルの定義例を次に示します。