ssocolconf
形式
- ユーザリソース設定ファイルを作成する
ssocolconf {-C | -SJIS | -EUC | -UTF8} -s ユーザリソース定義ファイル名 -o 出力先ディレクトリ名 [-r]
- ユーザリソース設定ファイルの内容を出力する
ssocolconf -p ファイル名 [-g ユーザリソース設定ファイル名]
機能
ユーザリソース定義ファイルの内容を解析し,ユーザリソース設定ファイルを作成します。
オプション
{-C | -SJIS | -EUC | -UTF8}
ユーザリソース定義ファイルの言語コードを指定します。適切な言語コードを指定してください。ユーザリソース定義ファイルの「rsc_label_j」などの定義内容にマルチバイトコードを使用している場合,-SJIS,-EUC,または-UTF8オプションのどれかを指定してください。
-s ユーザリソース定義ファイル名
指定した定義ファイルの内容を解析し,ユーザリソース設定ファイルを作成します。定義ファイルは絶対パスで指定します。
-o 出力先ディレクトリ名
ユーザリソース設定ファイルを出力する任意のディレクトリ名を指定します。出力するユーザリソース設定ファイルのファイル名は,カテゴリ名文字列を小文字に変換した文字列となります。
-r
ユーザリソース設定ファイルを,-oオプションで指定した出力先に加え,SSOのユーザリソース設定ファイル格納ディレクトリに作成します。ユーザリソース設定ファイル格納ディレクトリは,「2.3.2 ユーザリソースの定義方法」を参照してください。作成するユーザリソース設定ファイルのファイル名は,カテゴリ名文字列を小文字に変換した文字列となります。
-p ファイル名
SSOのリソース設定ファイル格納ディレクトリ内のユーザリソース設定ファイルから,ユーザリソース定義ファイルを作成し,指定したファイルに出力します。
-g ユーザリソース設定ファイル名
ユーザリソース定義ファイルを作成する際に,SSOのユーザリソース設定ファイル格納ディレクトリから読み込むファイル名を指定します。このオプションは-pオプションと同時に指定します。このオプションを省略した場合,ファイル名には「user」が仮定されます。
戻り値
0 |
正常終了 |
-1 |
引数誤りなどの実行エラー |
注意事項
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-pオプションでユーザリソース定義ファイルを出力中にディスクが満杯状態になると,途中までのデータしかファイルに保存されません(エラーメッセージは出力されません)。ファイルに出力する場合はディスクに十分な空きがあるか確認してから実行してください。
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各オプションは,形式で示した順序で指定してください。
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ユーザリソース設定ファイル格納ディレクトリ(Linuxの場合:$SSO_CONF/rsc,Windowsの場合:$SSO_CONF\sso\rsc)下にユーザリソース設定ファイル以外のファイルを配置しないでください。ユーザリソース設定ファイル格納ディレクトリ下にユーザリソース設定ファイル以外のファイル(例:ユーザリソース定義ファイル,そのほかのワークファイルなど)を配置すると,ssocolmngデーモンプロセスが不当にCPUを占有,あるいは不当にメモリを消費することがあります。
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ユーザリソース定義の追加・変更・削除については,「2.3.2 ユーザリソースの定義方法」を参照してください。