ssoapcom
形式
- 監視マネージャと監視サーバの監視状態を合わせる
ssoapcom [-S 接続先サーバ名] -g 監視サーバ名
- 監視サーバに対してデマンドヘルスチェックを実行する
ssoapcom [-S 接続先サーバ名] -H 監視サーバ名
- ssoapmonデーモンプロセスに定義ファイルの再読み込みを指示する
ssoapcom [-S 接続先サーバ名] -r
- 監視サーバ側で保持しているプロセス・サービス監視条件を削除する
ssoapcom -a 監視サーバ名 -s 監視マネージャ名
- ssoapmonデーモンプロセスにNNMi連携情報(ノード情報)の更新を指示する
ssoapcom -n
- ssoapmonデーモンプロセスに関数トレースダンプファイルの出力を指示する
ssoapcom [-S 接続先サーバ名] -F
機能
プロセスおよびサービスの監視状態合わせ,デマンドヘルスチェック,ssoapmonデーモンプロセスへの定義ファイルの再読み込み,NNMi連携情報(ノード情報)の更新,および関数トレースダンプファイルの出力を指示します。また,監視サーバに残っている監視条件を削除します。
オプション
-S 接続先サーバ名
接続先となる監視マネージャを指定します。接続先サーバ名はホスト名,またはIPアドレスで指定します。このオプションが指定されていない場合,自ホストのSSOに接続します。
-g 監視サーバ名
指定した監視サーバとプロセスおよびサービスの監視状態を合わせます。監視サーバ名はホスト名,またはIPアドレスで指定します。
-H 監視サーバ名
指定した監視サーバにデマンドヘルスチェックを実行します。監視サーバ名はホスト名,またはIPアドレスで指定します。
-r
ssoapmonデーモンプロセスに,次の定義ファイルの再読み込みを指示します。
-
ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)
-
イベント送信先定義ファイル(ssodest.conf)
-
SNMP定義ファイル(ssosnmp.conf)
-
イベントフィルタ定義ファイル(ssoevtfilter.conf)
-
動作ログ定義ファイル(ssoauditlog.conf)
-
TCPエージェント定義ファイル(ssotcpagent.conf)
-a 監視サーバ名
指定した監視サーバに対して,-sオプションで指定したSSOからのプロセスおよびサービス監視を停止します。監視サーバ名はホスト名,またはIPアドレスで指定します。
-s 監視マネージャ名
-aオプションとあわせて使用します。プロセスおよびサービス監視を停止することなく監視マネージャのIPアドレスを変更した場合に,監視サーバに残っている監視マネージャ(変更前のIPアドレス)からの監視条件を削除します。監視マネージャ名には変更前のIPアドレスを指定してください。このコマンドの実行によって監視サーバでの監視処理は一時停止しますが,次回の定期ヘルスチェックで自動的に再開されます。
-n
ssoapmonデーモンプロセスに,NNMi連携情報(ノード情報)の更新を指示します。-nオプションは,次のどちらかの場合に使用します。
-
ssoapmonデーモンプロセスの起動後,監視サーバのノードシンボルを再作成した場合
-
ssoapmonデーモンプロセスの起動後,監視マネージャのノードシンボルを作成または再作成した場合(ただし,監視マネージャのノードシンボルを選択してマップ連携(アクション連携)機能を利用しない場合は不要)
-F
ssoapmonデーモンプロセスに,関数トレースダンプファイルの出力を指示します。関数トレースダンプファイルを出力するためには,ssoapmon動作定義ファイルのfunc-trace:キーをonにする必要があります。
このオプションを-Sオプションと同時に指定する場合,接続先サーバのSSOのバージョンが11-50以降である必要があります。
戻り値
0 |
正常終了 |
-1 |
引数誤りなどの実行エラー |
-2 |
実行不可(指定した監視サーバに対して定期ヘルスチェックを実行中(-Hオプション指定時),またはNNMi連携不可(-nオプション指定時)のため) |
注意事項
ssoapmon動作定義ファイルでキーが記述された行を削除したあとにssoapcom -rコマンドを実行した場合,削除したキーの値はデフォルト値に変更されません。削除したキーのデフォルト値を有効にするには,ssoapmonデーモンプロセスを再起動してください。