21.21.2 SNMPトラップインシデントの自動トリムを有効にする(インシデントのアーカイブを作成する場合)
データベース中のSNMPトラップインシデント数(syslogメッセージを含む)が50,000を超えた場合に,SNMPトラップインシデントの自動トリム機能によって,10,000個のSNMPトラップインシデントを削除したいときには,次の手順を実行してください。なお,この手順ではインシデントのアーカイブを作成します。
次のファイルを編集する。
Windows:%NNM_PROPS%\nms-jboss.properties
Linux:$NNM_PROPS/nms-jboss.properties
次の行を探す。
#!com.hp.nnm.events.snmpTrapAutoTrimStartPercentage=50
コメント記号を削除し,次のように修正する。
com.hp.nnm.events.snmpTrapAutoTrimStartPercentage=50
次の行を探す。
#!com.hp.nnm.events.snmpTrapAutoTrimPercentageToDelete=25
コメント記号を削除し,次のように修正する。
com.hp.nnm.events.snmpTrapAutoTrimPercentageToDelete=20
次の行を探す。
#!com.hp.nnm.events.snmpTrapAutoTrimSetting=Disabled
コメント記号を削除し,次のように修正する。
com.hp.nnm.events.snmpTrapAutoTrimSetting=TrimAndArchive
変更を保存する。
次のコマンドを実行して,NNMiを再起動する。
ovstop ovstart
com.hp.nnm.events.snmpTrapMaxStoreLimitのデフォルト値は100,000です。この場合,データベース中のSNMPトラップインシデント数(syslogメッセージを含む)が50,000を超えた場合に,次の式によって10,000個のSNMPトラップインシデントが削除されます。
com.hp.nnm.events.snmpTrapAutoTrimStartPercentage X com.hp.nnm.events.snmpTrapMaxStoreLimit X com.hp.nnm.events.snmpTrapAutoTrimPercentageToDelete
削除したインシデントは次のファイルにアーカイブされます。
Windows:%NNM_TMP%\incidentArchive."<日付>".csv.gz
Linux:$NNM_TMP/incidentArchive."<日付>".csv.gz
NNMiサービスを再起動するまではアーカイブファイル名は固定であり,同じファイルに追記されます。