4.2 障害対応の仕組み
監視マネージャーは,インシデント対応の進行状況を[インシデント]ビューでライフサイクル状態として管理しています。複数人で分担して管理する場合,自分以外の運用担当者(割り当て先)を指定できるので,障害の解決作業を開始したときにGUI上で作業を分担できます。
次のように,インシデントに対応する担当者の割り当て,ライフサイクル状態を変更していくことで,発生した障害に対して適切に対応するように運用できます。
監視マネージャーはインシデントを通知したあとも状態監視を続けています。復旧を検知した場合は,自動的にインシデントを解決済みにします。例えば「ノード停止中」を通知しているノードが動作再開すると,インシデントは自動的に「解決済み」になります。
- ヒント
操作の練習として擬似障害を発生させて,通知されたインシデントを確認する方法を説明します。
監視対象としているノードでLANケーブルを抜いたり,ノードを停止させたりして,障害を発生させます。
業務に影響が出ないように注意してください。
マップ画面でノードを選択して[アクション]メニュー−[ポーリング]−[ステータスのポーリング]を選択します。
状態ポーリングを行い,障害が検知されます。