3.2.4 NNMiのインシデントをアーカイブまたは削除する
NNMiは,SNMPトラップインシデントの情報を10万件までデータベースに記録できます。また,データ件数が増加して性能に影響を与えないように,アーカイブとして保存したり,自動的に古いものを削除(トリム)したりできます。
(1) SNMPトラップインシデントの件数を確認する
SNMPトラップインシデントの件数を確認します。
操作手順
[インシデントの参照]ワークスペース−[SNMPトラップ]を開きます。
インシデント一覧表示の下の「合計」に件数が表示されます。
操作結果
SNMPトラップインシデントの件数が確認できました。
- メモ
SNMPトラップインシデントの件数が上限に近づくと,次のインシデントが通知されます。
上限の90%:SnmpTrapLimitWarning
上限の95%:SnmpTrapLimitMajor
上限:SnmpTrapLimitCritical
(2) 自動トリム機能を有効化する
自動トリム機能を有効化すると,SNMPトラップインシデントの数が指定値を超えると,自動的に古いものを削除(トリム)したり,トリム時にアーカイブを自動作成したりできます。自動トリム機能は,デフォルトでは無効が設定されています。有効にして運用することをお勧めします。