1.6.5 SSO - APをセットアップする(Linuxの場合)
監視エージェントがLinuxの場合,hostsファイルとポート番号を変更します。
(1) hostsファイルに自IPアドレスを設定する
/etc/hostsファイルの自サーバのIPアドレスに「127.0.0.1」が定義されている場合,SSO - APのプロセス監視ができません。/etc/hostsファイルの自サーバのIPアドレスに自IPアドレスを設定する必要があります。
操作手順
/etc/hostsファイルを開きます。
次の行を検索します。
127.0.0.1 自サーバ名 localhost. localdomain localhost
次のように変更します。
127.0.0.1 localhost. localdomain localhost
自サーバIPアドレス 自サーバ名
(設定例)
127.0.0.1 localhost. localdomain localhost
172.16.49.18 linux01
/etc/hostsファイルを保存して閉じます。
(2) apmstartファイルのポート番号を変更する
SSO - APでプロセス監視を行うには,SNMPエージェントのデフォルトの起動ポート番号とapmstartファイルのポート番号を合わせる必要があります。
前提条件
SSOのSNMP定義ファイル(ssosnmp.conf)で設定した監視エージェントのポート番号とapmstartファイルで設定したポート番号が一致している必要があります。
SSOのSNMP定義ファイル(ssosnmp.conf)で,「# 1. Specific Hosts」または「# 2. IP Address Wildcards」下,カテゴリ名「process」または「sso」の,監視エージェントのポート番号を変更してください。
操作手順
/opt/CM2/APM/bin/apmstartファイルを開きます。
次の行を検索します。
SR_SNMP_TEST_PORT=221161
次のように変更します。
SR_SNMP_TEST_PORT=変更するポート番号
SNMPエージェントのデフォルトの起動ポート番号は,22161です。
/opt/CM2/APM/bin/apmstartファイルを保存して閉じます。
次の作業
監視エージェントを再起動しましょう。