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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for IBM WebSphere Application Server


2.5 コマンドプロンプトの起動方法

Windows Server 2008 R2およびWindows Server 2012の環境では,OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合,コマンドプロンプトは,次の2種類の特権モードで動作します。

ユーザーアカウント制御機能(UAC)を無効にしている場合は,常に管理者コンソールが起動されます。

Performance Managementが提供しているコマンドは,必ず管理者コンソールで実行してください。

管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法を次の表に示します。

表2‒7 管理者ユーザーごとのコマンドプロンプトの起動方法

管理者グループ

管理者ユーザー

起動方法

Administrators

Administrator

コマンドプロンプトを起動すると,管理者コンソールが起動されます。

上記以外のユーザー

UACが有効な場合

  • コマンドプロンプトを起動すると,標準コンソールが起動されます。

  • 管理者コンソールを起動する場合,ユーザーアカウント制御のダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスの[続行]ボタンをクリックすると管理者コンソールが起動されます。[キャンセル]ボタンをクリックした場合は,コマンドプロンプトは起動されません。

UACが無効な場合

  • コマンドプロンプトを起動すると,管理者コンソールが起動されます。

管理者コンソールは,OSが用意している管理者コンソールと,PFM - Baseが提供している管理者コンソールがあります。それぞれの起動方法を説明します。

〈この節の構成〉