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JP1 Version 11 JP1/Performance Management - Agent Option for IBM WebSphere Application Server


2.2.2 アンセットアップ手順

ここでは,PFM - Agent for WebSphere Application Serverをアンセットアップする手順について説明します。

〈この項の構成〉

(1) インスタンス環境のアンセットアップ

PFM - Agent for WebSphere Application Serverのアンセットアップでは,インスタンス環境の削除を実施します。複数のインスタンス環境をアンセットアップする場合は,繰り返し実施します。

(a) インスタンス環境を削除する

インスタンス名を確認し,インスタンス環境を削除します。インスタンス環境の削除は,PFM - Agentホストで実施します。

インスタンス名を確認するには,jpcconf inst listコマンドを使用します。また,構築したインスタンス環境を削除するには,jpcconf inst unsetupコマンドを使用します。

インスタンス環境を削除する手順を次に示します。

  1. インスタンス名を確認する。

    PFM - Agent for WebSphere Application Serverを示すサービスキーを指定して,jpcconf inst listコマンドを実行します。

    jpcconf inst list -key WAS

    設定されているインスタンス名がAPSVの場合,APSVと表示されます。

  2. インスタンス環境のPFM - Agentのサービスが起動されている場合は,停止する。

    サービスの停止方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。

  3. インスタンス環境を削除する。

    PFM - Agent for WebSphere Application Serverを示すサービスキーおよびインスタンス名を指定して,jpcconf inst unsetupコマンドを実行します。

    設定されているインスタンス名がAPSVの場合,次のように指定します。

    jpcconf inst unsetup -key WAS  -inst APSV

    jpcconf inst unsetupコマンドが正常終了すると,インスタンス環境として構築されたフォルダ,サービスID,およびWindowsのサービスが削除されます。

注意

インスタンス環境をアンセットアップしても,jpctool service listコマンドで表示できるサービスの情報は削除されません。この場合,jpctool service deleteコマンド使用してサービスの情報を削除してください。

PFM - Web Consoleホストにインスタンス環境の削除を反映するためには,jpctool service syncコマンドを実行して,PFM - Manager ホストとPFM - Web Consoleホストのエージェント情報を同期する必要があります。

次に指定例を示します。

  • インスタンス名:APSV

  • ホスト名:host01

  • Agent CollectorサービスのサービスID:2A1APSV[host01]

  • Agent StoreサービスのサービスID:2S1APSV[host01]

jpctool service delete -id 2?1APSV[host01] -host host01

コマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。