付録G バージョンアップ手順とバージョンアップ時の注意事項
PFM - Agent for Exchange Serverを,バージョンアップする方法について説明します。
PFM - Agent for Exchange Serverを,バージョンアップするには,PFM - Agent for Exchange Serverを上書きインストールします。インストールの操作の詳細については,「3. インストールとセットアップ」を参照してください。
Performance Managementプログラムをバージョンアップする場合の注意事項については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のインストールとセットアップの章および付録にある,バージョンアップの注意事項について説明している個所を参照してください。
ここでは,PFM - Agent for Exchange Serverをバージョンアップする場合の注意事項を示します。
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バージョンアップする際には,古いバージョンのPFM - Agent for Exchange Serverをアンインストールしないでください。アンインストールすると,古いバージョンで作成したパフォーマンスデータなども一緒に削除されてしまうため,新しいバージョンで使用できなくなります。
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PFM - Agent for Exchange Serverを上書きインストールすると,次の項目が自動的に更新されます。
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Agent StoreサービスのStoreデータベースファイル
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iniファイル
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バージョンアップでStoreデータベースのデータモデルバージョンが変更される場合,既存のStoreデータベースが自動的にバージョンアップされるため,一時的にStoreデータベースのディスク占有量が2倍になります。バージョンアップインストールする前に,Storeデータベースの格納先のディスクに十分な空き容量があるかどうか確認してください。必要な空き容量は,現在のStoreデータベースの合計サイズを基準に考慮してください。例えば,現在のStoreデータベースの合計サイズが100ギガバイトの場合,バージョンアップインストールに必要なディスクの空き容量は200ギガバイト以上です。Storeデータベースの格納先ディスクを変更している場合は,変更後のディスク容量に対して考慮してください。
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09-00以前のPFM - Agentからバージョンアップした場合,格納ファイルの出力形式がバージョンアップ前と同じ形式(WRAP1)で出力されます。