9.2.1 notesconsole(ドミノサーバコンソール入力コマンド)
- 〈この項の構成〉
(1) 形式
notesconsole ドミノサーバ名 コンソールコマンド [ドミノ定義ファイル名]
(2) 機能
notesconsoleコマンドは,ドミノサーバコンソールに対して,任意のサーバコマンドを入力するコマンドです。
入力の結果サーバが出力したメッセージを,標準出力に出力します。
(3) 格納先フォルダ
- Windowsの場合
Performance Managementインストール先フォルダ\agtl\agent\notesconsole
- UNIXの場合
/opt/jp1pc/agtl/agent/notesconsole
(4) 引数
- ドミノサーバ名
-
コンソールコマンド入力先のドミノサーバ名を指定します。
(例)domino01またはdomino01/Organization
- コンソールコマンド
-
ドミノサーバに入力するコンソールコマンドを指定します。空白を含む場合,ダブルクォーテーションで囲む必要があります。
(例)"load updall -R names.nsf"
- ドミノ定義ファイル名
-
先頭に「=」記号を付けた,完全なパスを含むドミノ定義ファイルの名前を指定します。この項目は,省略できます。
- (例)
-
Windowsの場合:=C:\Lotus\Domino\notes.ini
UNIXの場合:=/users/notesuser1/data/notes.ini
(5) 戻り値
0 |
コンソールコマンドが正常終了した。 |
1※1 |
コンソールコマンドの入力に失敗した。 |
2※2 |
コマンド実行環境エラーが発生した。 |
- 注※1
-
1が返された場合,次の原因が考えられます。
-
ドミノサーバが起動していない。
-
ドミノサーバにリモートコマンドを入力する権限がない。
-
引数で指定したドミノサーバ名に誤りがある。
-
- 注※2
-
2が返された場合,次の原因が考えられます。
-
notes.iniへのパスに誤りがある。
-
入力コマンドが短い(4文字未満である)。
-